11月28日に開催されたmobidec 2008。特別講演「ソフトバンクモバイルのオープン化戦略」では、ソフトバンクモバイルのプロダクト・サービス本部サービス・コンテンツ統括部部長の松本真尚氏が登壇。同社がとる次の戦略として「グローバル化」「UIのイノベーション」「ユーザー志向のアプローチ」の3つのキーワードがあげられた。【その他のレポートはこちらからどうぞ】
競争が激化する携帯市場
携帯の利用者数は1億人を突破し、電化製品・情報端末として史上類を見ない普及製品となった。携帯市場は誰も経験したことのない新しい成長の段階へと突入したと言える。2006年頃から3G携帯普及により、高速化、パケット料金定額化の流れが急速に進み、ユーザーの利用状況にも変化が現れている。
「iPhoneなどスマートフォンの登場により、社内メールや添付ファイルも携帯端末から見れるようになった。私のように毎日パソコンを使っていた人間でさえ、パソコンを使わない日がでてきている。また、そもそもキーボードではなく(パソコンを使わずに)、テンキーのみで(携帯電話の端末で)インターネットにアクセスする世代がでてきている。新しい文化、新しい価値観、新しいビジネスモデルが生まれてくるのではないか」
プロダクト・サービス本部サービス・コンテンツ統括部部長
松本真尚氏

一方で、ここ2~3年の値下げ競争の激化により、ソフトバンクだけでなく業界全体でARPU(加入者一人あたりの月間売上高)が低下している。こうした状況は、モバイル市場がビジネスとして新しいステージに入りつつあることを示す。この低下した分の収益を新しいビジネスを生み出し埋めていくことこそ、ソフトバンクが今後最も積極的に進めていくミッションだという。
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美谷 広海(ミタニ ヒロウミ)
1975年フランス生まれ。引越し歴14回。ゲーム、モバイル、ウェブとデジタルコンテンツの企画、プロデュースを行い、2007年10月から楽天株式会社国際開発室に勤務。ブログは『世界を巡るfoolon the web』 。メールは hiroumitani@gmail.com
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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