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Web心理マーケティング入門

「たかが色、されど色」 ヒトとWebと色の関係


たかが色、されど色

 ECなどは、商品写真の良し悪しのみでも売り上げが数倍変わる。これは私が直接担当させていただいた、多くのクライアント様でも数多く見受けられる事例である。

 このように、色についても「我々は優秀なデザイナーがいるから」と任せきりではなく、戦略・戦術の意図を説明した上で、一丸となって取り組むべきであろう。

 例えば、ECサイトで色の彩度を少し変えただけで、対象となる年齢層のアクション効果が上がった例や、金融系のサイトでそのサイト内の配色をオレンジ色から水色に変えただけでコンバージョンが5倍も上がった例など身をもって体験している。たかが色と侮ることなく、根拠をもってその色を決定していただければ幸いである。

問題です。どのボタンを選びますか?

 下記サンプルWebサイトの写真の横に「注目商品はコチラ」のボタンがあるが、この「注目商品はコチラ」ボタンを際立たせたい。誘目性を念頭において灰色の部分に何色を配置すべきか考えていただきたい。繰り返しになるが、誘目性とは複数の色がある中で、どれほど目を引くか(注目されるか)といった効果の高さを表す。背景によって誘目性の高い色は異なる。

 下記より「注目商品はコチラ」ボタンに配置する適切な色を選択してください

灰色(このまま)
灰色(このまま)
ゴールド
ゴールド
オレンジ
オレンジ
エメラルドグリーン
エメラルドグリーン

 今回の問題は割と簡単なのではないだろうか? 回答、解説は次回連載にて。お楽しみに!

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この記事の著者

原田 学史(ハラダ タカフミ)

株式会社クリエイティブホープ 取締役CMO Webコンサルタント
中央大学卒業 1976年生まれ 神奈川県出身
大学在学中に起業し、1996年より海外からアパレル・雑貨を中心とした商材を仕入れ、国内でネット通販事業を開始。大学卒業後、現GMOインターネットに入社。現在に至るまで一貫してWeb業界に籍を置き、クラ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/01/05 18:38 https://markezine.jp/article/detail/6155

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