iPhoneをTKOのネタ帳にしませんか?
木本 くーっ。まさか、iPhoneに「むちゃぶり」されるとは思わなかったですわ~。でも、ちょっと意地悪いうようですけど、わざわざ外に出てものを調べるなんて、意味あるんですかねえ。
小山 大いにあるでしょう。たとえば、机の上で「TKO」について調べるより、本人を目の前にしてTKOの情報が手に入れば、すごくインパクトがあるし、ひらめきそうじゃないですか。iPhoneのすごいところは、ある現場で対象となる物事の情報をその場で得られるところなんです。それがもっと、加速しつつあるんですよ。
日本企業のTonchidotが開発した「世界カメラ」は、iPhoneのカメラが映し出す対象物や場所を自動的に認識して、「タグ付けされた情報」がお札のように映し出されて見えるんです。そう、リアルな世界との間に1枚情報タグのフィルムを挟んだようになるわけですね。まだ正式には公開されていないのですが、こうしたアプリケーションが登場するのは時間の問題でしょう。
木本 うはー、すごいですね。これあれば、観光のときもガイドさんがいらないかも? 前回「twitter」のエリア限定版を教えてもらいましたが、それをもっと整理して地図上にマッピングしたような感じですね。確かに「現場」に「情報」が合わさったら、ひらめいてきちゃう気がします。ああ、そしたらどうしよう。忘れんよう「ネタ帳」に書いとかなん。
小山 ぜひ、iPhoneをネタ帳にしませんか?すっごく便利ですよ。
木本 ええ?
「日常使っているGoogleやWikipediaに、iPhoneを掛け合わせると、また新しい使い方ができるんだと感心しました。今後は、広辞苑とともに、新しいネタの出所として使わせてもらおうと思います。もう少し反応が早くなったら、ライブ中にiPhoneと会話するような感じでセッションしても面白いかな。大喜利は…、もう少し待ってください」(TKO木本談)
