人気モバイルサイト「ガールズウォーカー」を運営する株式会社ブランディングは、ファッションやコスメなどの通販やファッションイベントを手がけ、順調に成長している。その成功の秘訣と、今後の展開を聞いた。(この記事は、『「モバイル」を極める 広告・集客・サイト運営の大原則 BOOKMARK 002』の転載記事です。この本のお買い求めはこちらへどうぞ)
キャリア公式の課金サイト最盛の時にあえて無料サイトのビジネスで挑んだ
モバイルサイト「ガールズウォーカー」や、ファッション通販サイト「girls shopping」など、国内最大級の女性向けメディアを運営し、ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」なども手がける株式会社ブランディング(旧社名、株式会社ゼイヴェル)。2000年に開始したガールズウォーカーの成り立ちから、現在までの成長の軌跡、そしてモバイルサイトの今後について、同社の執行役員の石倉正啓氏に聞いた。
プロデューサー/株式会社スタイルウォーカー 取締役 石倉正啓氏

「『ガールズウォーカー』を始める前は、女性向けのPCサイトを運営していました。その後、1999年にiモードのサービスが始まったので、これからは携帯が身近なツールになると判断し『ガールズウォーカー』を立ち上げました」サービス開始から現在に至るまで非常に多くの女性ユーザーの支持を得ているガールズウォーカーだが、サイトへの集客はどのように行われているのだろう。
口コミマーケティングは当初から意識
「現在は少し違いますが、弊社は広告を一切しないでサイトを大きくしてきたことを自慢にしていました。広告ではなく、口コミをうまく活用できたと思います。サービスを始めた当初、モバイルサイトのビジネスモデルは、キャリア公式の課金がメインで、そもそも、『ガールズウォーカー』のような、勝手サイトはモバイルビジネスにはありませんでした。そこは逆転の発想で、パケット代も定額ではなく、コンテンツには情報料もかかるという状況で、無料サイトを課金サイトと同じクオリティで展開すれば、ユーザーが集まるのではないかと考えました。集客については、昔、チェーンメールが流行っていて、それをヒントに携帯ユーザー向けにメールマガジンを配信し始めました。すると、今だと考えられないですが、1万通配信すると2万アクセス帰ってくるといった良い反応を得ることができました。クオリティの高いコンテンツが無料で遊べることを知らない人達が『ここは無料で遊べるよ』とメールで口コミしていったというのが大きいと思います」

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます
新規会員登録無料のご案内
- ・全ての過去記事が閲覧できます
※プレミアム記事(有料)は除く - ・会員限定メルマガを受信できます
- ・翔泳社の本が買える!500円分のポイントをプレゼント
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
森 英信(モリ ヒデノブ)
就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・翻訳ツールなど...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
