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上位サイトのSEO対策を徹底解剖!スプールのSEOリサーチ情報

【SEOリサーチ】「Yahoo!検索では1位なのに、Google検索では60位」 両方に評価される効率的なSEO施策とは?

トップページを評価するYahoo! / 末端ページを評価するGoogle

 この事はあまり広くは知られていませんが、なんとなく実感している検索ユーザーも多いのではないでしょうか?

 Googleで検索すると、トップページではなく、妙に階層の深いページばかりが引っかかる事が多々あります。これはGoogleが、より具体的な情報に最短ルートでアクセス出来るようなアルゴリズムを採用しているためです。逆にYahoo!で引っかかるのはトップページばかり。これは、検索上位表示の決め手でもあるYahoo!カテゴリ登録審査が、基本的にサイト単位で行われ、そのトップページがカテゴリ登録対象とされているためです。

 国内検索シェア(Yahoo! 50%、Google 40%)の状況を見る限りでは、その仕組みは吉と出ているようで、実際に日本人はトップページ検索を好む傾向にあるようです。まず門構えを見て、情報の信頼性を測るのでしょう。

 検索結果URLの階層の深さをリサーチしてみましたが、実際に、Yahoo!とGoogleでは正反対の結果が見られました。Yahoo!は上位ほどURLの階層が浅く、Googleは上位ほど深いのです。

Yahoo!順位別 URLの階層の深さの平均(0がドメインレベル)
Yahoo!順位別 URLの階層の深さの平均(0がドメインレベル)
Google順位別 URLの階層の深さの平均(0がドメインレベル)
Google順位別 URLの階層の深さの平均(0がドメインレベル)

 これについて結論を述べるとすれば、こうなります。

トップページはYahoo!向けのSEO対策をし、末端ページはGoogle向けのSEO対策をする!

 これが、それぞれのアルゴリズムに抗わない、効率的なSEO施策と言えるでしょう。

 この記事は、(株)スプール社の「SEO対策リサーチ」よりの転載記事です。

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この記事の著者

(株)スプール 八百谷 真(ヤオタニ マコト)

株式会社スプール 代表取締役。1977年生まれ。ブラストホールディングス株式会社にてSEOツール無料公開サイト「SEOTOOLS」の立案・制作を担当後、2006年10月、株式会社スプールを設立。現在はSEOコンサルティングツール「spoool seo-suite」に注力。著書に「SEO 検索上位サイトの法則」(ソーテック社)がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/01/23 13:00 https://markezine.jp/article/detail/6351

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