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世界中のウェブ解析エキスパートが勢揃い!
ガチンコ議論の中で得たこと

2009/03/18 11:05

 こちらの記事に続き、番外編コラムの後半をお届けします。後半では日本人として唯一参加した「Mind Meld」という世界中のアクセス解析エキスパートとのディスカッションについてを中心にお届けしていきます!【セッションレポートはこちらへ】  

世界中のアクセス解析エキスパートと大激論

 さて、筆者はOmniture Summit 2009の前日に同会場で行われた、参加者限定のアクセス解析に関するディスカッション「Mind Meld」に参加してきました。

 米国を中心に世界中のアクセス解析のエキスパートが集まり、3つのトピックについて数時間議論してまとめるという内容です。50人弱の参加者にはWebAnalyticsDemystifiedのEric Peterson氏やSEOmozのRand Fishkinもおり、非常にコアなメンバー中私は唯一の日本人として参加しました(招待いただいたオムニチュアの皆様に感謝です)。

 ちなみに、3つのトピックスは「ソーシャルネットワークの計測」「モバイルとビデオの計測」「エグゼクティブにどうアクセス解析を理解してもらうか」でした。私は「ソーシャルネットワークの計測」のグループに参加しましたので、その内容を紹介いたします。

 テーマを一行でまとめると次のようになります。

 「アクセス解析ツール単体でできることは限られている。SNSサイトからの情報提供・パネルデータ・オフラインデータなどを活用し、どう連携させるか。また実現するためにどうSNSサイトに働きかけをしていくかを議論する」

 さて、ディスカッションは以下の4つのポイントに絞って行われました。

  • 指標
  • データの取得方法/必要なデータ
  • ベンチマーク
  • ソーシャルメディアに対するコストとリスク

お題1:ソーシャルネットワークではどのような指標が成り立つのか

 ソーシャルネットワークの効果を測るとなるとさまざまな指標が考えられます。まず、ソーシャルネットワークで測ることができるであろうと思われる要素を洗い出しました。

  • エンゲージメントの度合い…コンバージョン率・リーチ率・掲載サイト数・流入サイト数・掲載されたサイトの属性
  • ブランディング…好意的・否定的・ブランディングされた属性・与えた感情
  • 影響力…対象サイト・書いている人(αブロガー・著名人・一般人)・書いている内容・書いているジャンル・年数

 これらに対して以下のような軸が存在します。

  • 個人情報(性別・年齢等)
  • 地理的情報
  • 重み付けされたユーザー
  • 中身の信頼性
  • ターゲット属性/非ターゲット属性(ターゲットの何%がコンバージョンしたか?)
  • ブログを書いている人/書いていない人

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