データ活用の必要性が叫ばれているが、どう活用すればよいのだろうか。Omniture Summit 2009では、「Omniture on Omniture」と題し、オムニチュアがデータをマーケティングにどう活かしているのかが、具体的に明かされた。【関連記事】
オンラインマーケティングストラテジーに必要な4つのP
登壇したのは、オムニチュアのマイケル・チェルドゥティ氏。「オンラインマーケティングを成功させるための要素は『People(人)』『Program(手法)』『Process&Technology(測定方法と技術)』『Practices(事例)』という4点だ。この4要素を踏まえ8つのポイントを押さえていく必要がある」と同氏は言う。オムニチュアのマーケティングが実際どのように行われ、社内のマーケターはどのようなプロセスで業務を遂行しているのか。データ取得方法や活用方法を詳細に教えてくれた。
ポイント1:モチベーションの維持
1つめのポイントは4要素内の「People(人)」にかかわる内容だ。データ統合にかかわる人に対して、チームメンバー全員の責任を明確にするによりモチベーション向上と適正な評価に繋がると同氏は指摘した。
ポイント2:統一ルールの用意
2つめは、フォレスター・リサーチのアナリストも指摘した「各種データを統合するために、統一の定義を用意し、矛盾した結果が出ないようにする」という内容だ。各種ツールにある、トラッキングコード・収集コード・クッキー有効期限・上書きといったズレが生じるポイントの定義を統一化することが必須である事を強調した。
ポイント3:目的別にデータを管理
3つめのポイントは、「集客、コンバージョン、リマーケティングは別々に計測し、上書きをしない」というルールを守ることだ。それぞれは目的が違うため、これらを全部つなげてしまうと、最適化が難しくなってしまう。情報を繋げることは重要だが、決して上書きをしない方がよいと指摘した。
ポイント4~6:ペルソナを実現するためのデータを準備
4~6つめは「ユーザーのセグメンテーションを行い、プロファイルを作っていく」「質、量ともに正確なテストを行う」「ユーザーの情報を入手しグループ分けを行った上で、最適なプロモーションを行うためのテストする」という3点で、本講演の中で1番詳しく説明された。これらを実現することによって、ユーザーのペルソナ【注】を作ることができるため、同社はそれを集客・コンバージョン・リマーケティングに活用している。
架空の顧客像のことを指す。詳細に設定した顧客のプロフィールを担当者間で共有し、人物像への理解を深めることでマーケティング方針を統一する手法。
そこでペルソナの例として「オンラインマーケターのMark(マーク)」が紹介された。ちなみに、マークとはオンラインマーケターの中で1番多い名前だそうだ(オムニチュア調べ)。
会員登録無料すると、続きをお読みいただけます
新規会員登録無料のご案内
- ・全ての過去記事が閲覧できます
※プレミアム記事(有料)は除く - ・会員限定メルマガを受信できます
- ・翔泳社の本が買える!500円分のポイントをプレゼント
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- Omniture Summit 2009特集連載記事一覧
-
- 世界中のウェブ解析エキスパートが勢揃い! ガチンコ議論の中で得たこと
- 私がソルトレイクで感じたこと 本場米国でもデータの本格活用はこれから
- マーケティング支援サービスを提供する会社のマーケティング オムニチュア内のマーケターは何を...
- この記事の著者
-
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
