新会社「イオンマーケティング株式会社(仮称)」は、モバイル、会員販促代行、マーケティングの3つの事業を展開する。モバイル事業では、イオンの各店舗でモバイル会員を募集し、携帯電話を通じて嗜好やライフスタイルに合わせた商品や売場情報を提供。会員販促代行事業では、イオングループ各社の売場会員のデータを管理・運用し、販促施策を受託する。また、マーケティング事業においては、イオンのカード会員やモバイル会員などの顧客POSデータ分析、モバイルアンケート、店舗POSデータ分析などのサービスを提供する。
新会社設立に先立ち、両社はイオン店舗において、携帯電話を使った実証実験を行っており、携帯メールなどを利用した情報配信の速効性と優位性、折り込みチラシなどのマス媒体と携帯プロモーションの併用の効果を確認できたとしている。
イオンマーケティングは、5月25日に設立される予定で、資本金8億円はイオン51%、ドコモ29%、イオンクレジット20%が出資する。
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