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いつまでも「巣ごもり消費」じゃいられない、節約派も高齢者も「体に投資」

2009/04/03 15:00

春になったら「自分も何かはじめたい」

 昨年の北京五輪の日本選手の活躍や、まだ記憶に新しいWBCなどのスポーツ中継を通じて、「元気をもらった」「自分も何かやらなきゃ」と思った人も多いはず。長引く不況の影響で「内食回帰」「巣ごもり消費」など節約志向がたかまっていたが、桜もほころぶ陽気となった今、こもってばかりもいられない。

 3月に行われた「東京マラソン」では、35,000人のランナーと13,000人のボランティアを195万人の観衆が見守った。この大会では、ランナーのゼッケンナンバーや姓名を入力すると、ランナーの位置を検索できるサービスも提供。携帯で検索しながら地下鉄で友人を追いかけて応援した人は、「来年こそは私も」と、何かを始めるきっかけをつかんだようだ。

 思いたったらすぐに始められるのがジョギングのいいところ。自宅の近所でコースを見つけるもよし、ランナーに人気の皇居周辺でデビューするもよし。街の見え方も変わってくるし、多くの人と走る楽しみも味わえる。

お金と時間を上手につかって

 週末に体をきたえようと思っても、結局疲れがたまってダラダラと過ごしてしまうという人は、平日の夜を有効活用したい。千駄ヶ谷の東京体育館は、50mと25mのプールを一般公開してお、り2時間600円で利用することができる。スポーツクラブに入会するのはちょっと…という人は、トレーニングルームを2時間450円で利用することも可能だ。平日の利用時間は朝9時から夜11時まで、最終入場時間は夜10時。都心で働く人ならちょっと残業してもひと泳ぎできるのがうれしい。

 しかし、フィットネスクラブも負けてはいない。ティップネスは、今年の秋、三菱地所が建設中の「丸の内パークビルディング」に600坪の「ティップネス 丸の内(仮称)」をオープンする。忙しい仕事の合間や帰宅前に立ち寄って汗を流したあとは、ショッピングや食事を楽しむこともできる。

男女、年低階級別1週間のスポーツ時間(平成18年)―20歳以上―

 しかし、こうした施設に出かけてみると、体をきたえているのは若い人だけではないのに気が付くだろう。総務省が昨年8月に発表した調査結果では、1週間のスポーツ時間が最も長いの は男女とも60歳代で、60歳以上の1週間のスポーツ時間は20年前の約1.6倍。1世帯当たりのスポーツ関係費は平成16年以降増加傾向にある。年金も子どももあてにできない時代が来ている今、まず自分の体をきたえようと思う人はこれからも増えそうだ。

 経済の明るい話題が少ないものの、いつまでも家にこもってばかりはいられない。まず自分を変えていくために、大切なお金と時間を上手に使いたい。

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