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ECサイト「超!効率経営」虎の巻(AD)

「HIT-MALL」ならできる!
分析機能を大幅に強化し、売上拡大を支援

 構築から運用・分析・検証まで、ショップ運営をトータルにサポート可能なEC構築パッケージ「HIT-MALL」。2月にはユーザーインターフェースの操作性やマーケティング機能などを強化し、4月の発表に先行して阪神タイガースが運営している阪神タイガース公式オンラインショップ「T-SHOP」でも活用されている。そのリニューアルポイントを踏まえつつ、担当者の両名に具体的な”効果”について伺った。

“欲しい商品が探しやすい”顧客利便性の高いサイトにリニューアル

 ファンなら一度は訪れる、阪神タイガース公式オンラインショップ「T-SHOP」。入手困難な限定商品や多彩な応援グッズなど、6,000点を超える豊富な品揃えが自慢だ。Ver.3で強化された機能を活用し、この大量の商品の中からいかにユーザーに欲しい商品を簡単に素早く見つけ出してもらえるか、見つけ出した商品をいかに気持ちよくスムーズに購入してもらえるか。それが、今回のリニューアルの目的だった。

 「阪神タイガースのファンは老若男女を問わず、さまざまな方がいらっしゃいます。例えば、ある選手をずっと応援し続けている方もいれば、まず何から揃えればいいのかわからないという新しいファンの方もおられます。ですから、商品カテゴリー分けはもちろん、さまざまな工夫で“欲しい商品”を見つけやすくすることが求められていました」とアイテック阪急阪神株式会社の森本氏(写真右)は語る。

 そこでトップページには、フラッシュを用いた新商品紹介コーナー、人気ランキング、おすすめ商品など商品をさまざまな角度から選ぶコンテンツを配し、商品カテゴリーも写真を使って分かりやすく左メニューにレイアウトした。商品にも「NEW」「受注生産」というようなアイコンがつき、一目で属性が分かるようになっている。そして、多くのユーザーが利用する「サイト内キーワード検索」についても大きく手を入れたという。

T-SHOPトップページ
T-SHOPトップページ

検索ワードを洗い出し、クリック率/CV率ともに大幅アップ

 「とにかく品目が多く、検索ワードも多種多様です。例えば『帽子』と『キャップ』といった言葉の違い、『ユニホーム』と『ユニフォーム』といった表記の違い、いずれも両方で検索できなければなりません。そこで、HIT-MALL Ver.3で搭載した『検索キーワード集計機能(ユーザーが入力した検索キーワードとヒットした商品数を管理画面で一覧可能)』で、検索ワードの洗い出しと、合致させたい商品にキーワードを埋め込む作業を行いました」(森本氏)

 その結果、外見上は変わらないものの、どんなキーワードに対しても一定量の商品がヒットするようになり、検索された商品がクリックされる率はリニューアル前と比較して130%に向上、さらにワード検索から商品購入に結びついたコンバージョン率は120%以上に向上したという。

 「例えば、“藤川球児”というキーワードで、ユニフォームもコーヒーカップも表示される。つまりお客様のユーザビリティを向上させつつ、『人気選手名で関連商品を販売する』というような戦略的な提案が可能になるというわけです」(森本氏)

キーワード検索機能の向上で関連商品がヒットするしかけ
キーワード検索機能の向上で関連商品がヒットするしかけ

“ついで買い”ニーズにも対応

 また、ユーザーはピンポイントで欲しい商品を求めて来るだけでなく、「何かいいものあるかな」と「なんとなく」欲しい商品を探すことがある。そうしたユーザーの「視点」を考慮して搭載したのが「あしあと・関連商品表示機能」だ。それまでユーザーが閲覧した商品や関連商品が「商品詳細ページ」「購買関連ページ」などに渡って表示される。この仕組みの導入で「ついで買い」「プラス1点買い」によって売り上げ向上が期待できるという。

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PDCAサイクルを活用する仕組みをバックヤードに標準搭載

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2012/02/28 21:38 https://markezine.jp/article/detail/7210

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