大日本印刷が開発したのは、DTPソフトInDesignなどで作成されたデータを、テレビ向けデータ放送用の記述言語であるBMLフォーマットに自動的に変換するソフトウェア。デザインや編集作業はDTPソフトで完結するため、BML言語の知識を持たないデザイナーもデータ放送用コンテンツが制作できるようになる。
通販カタログコンテンツでは、高い解像度を生かして、商品の細部を拡大したり、リモコンで商品の詳細情報の確認や、注文・決済を行うこともできる。また。絵本コンテンツ では、読み聞かせの音声やBGMの追加も可能となっている。
大日本印刷は今後、デジタルテレビ用に加えて、ウェブサイト用のHTMLやデジタルサイネージ用などへの変換にも対応するとしている。
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