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滝井秀典のすぐわかるキーワードマーケティング入門

ニッチなキーワードで勝負「集客を独占するキーワード戦略」


「地名+サービス名」のキーワードで広告を出せる地域サービス業は、「検索エンジンで集客するためのビジネス」といっても過言ではない。

ネットビジネスの誤解

 私は次のような相談をよく受ける。
「いやぁ、私のところの商売は、通販形式じゃないですから、キーワードマーケティングは合わないとは思うんですが…」
 モノをホームページで購入してもらう形ではない商売、つまり「ハウスクリーニング」とか「法人向けガラスコーティング業」とか、「工務店」とか「リフォーム」、「宿泊施設」などの地域密着ビジネスや法人向けビジネスを経営している人たちは、「インターネットビジネス=買い物カゴで通販をするもの」と思い込んでいる人が本当に多い。

 これまでも何度も言っているが、検索エンジンで商売をする場合は、直接モノを売る通販モデルよりも、まずは問い合わせをしてもらい、その後に見積もり提案をして成約させる2ステップ型のビジネスの方が、100倍簡単でしかも儲かる。特に「地名+サービス名」のキーワードで広告を出せる地域サービス業は、「検索エンジンで集客するためのビジネス」といっても過言ではない。

ネットビジネスの誤解

 不動産などの一部のキーワードを除けば、地域名を入れた複合キーワードで高額入札をするケースはきわめて稀なので、タダ同然で広告を出せる。しかも、お客さんはピンポイントでサービスを探しにきているので、きわめて反応も良い。その結果、一人の顧客を獲得する単価は、2,000円程度で済むこともしばしばだ。これははっきりいって絶対損しない確実な投資といえる。私のクライアント、千葉で造園業を営む「新美園」さんの例を見てみよう。

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この記事の著者

滝井 秀典(タキイ ヒデノリ)

日本大学芸術学部卒業。株式会社キーワードマーケティング研究所 代表取締役。 インターネットで検索されるキーワードの投資対効果を瞬時に見分けられる「言葉の研究家」。広告代理店事業、データベースマーケティング会社を経て独立。起業後わずか3ヶ月でペット関連事業のネット通販サイトを業界売上日本一にする。現在は、自ら「売れるキーワード」を発掘し、年...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/03/14 10:28 https://markezine.jp/article/detail/877

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