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“キーワード思考”でWebビジネスを成功に導く!

大手ポータルサイトの検索クエリが下1桁までわかる!
キーワード調査の新定番ツール 「キーワードウォッチャー」徹底解剖


 Webビジネス成功のカギを握るのは「どのキーワードがどのくらい検索されているか?」を知ることと言っても過言ではないが、検索クエリの実数を把握する ことは困難だ。そのような状況の中、新たな定番となり得るツールとしてクロスリスティングからキーワード調査ツール「キーワードウォッチャー」がリリース された。大手ポータルサイトの検索クエリデータという信頼性の高いデータを提供する同ツールの詳細について聞いた。

Webビジネスの成否を握るも選択肢が少なかったキーワード調査ツール

 Webビジネスに取り組む上で「どのキーワードがどのくらい検索されているのか?」を把握することは、そのビジネスのマーケット規模を知る上で非常に重要なポイントとなっている。検索キーワードを理解するということは、検索者の意図=顧客となり得るユーザー像を理解するということであり、SEO/SEMなど各マーケティング施策に取り組む前から、目星をつけておきたい情報だ。

 また、SEO/SEMなどの個別の施策に目を向けてみると、ビッグワードで1ページ目に入るサイトは、潤沢な広告予算を持つ大手か、古参の有名サイトに限られるようになってきている。

 今までのような内部対策や外部リンクを増やす施策を漫然と打っていては、横綱に真正面から向かっていくようなもの。中小企業や個人のサイト運営者がSEOで勝つためには、競合の少ないミドルワードや複合ワードを見つけ出し、フットワーク軽く対策を進める必要性が増してきている。

 大手は大手でより多くのトラフィックを得ようと、目ぼしいミドルワードや複合ワードを探し出し、SEO対策を当たり前のように進めている。こうした傾向は何もSEOに限った話ではなく、リスティング広告でも同様だ。

 主なワード・組み合わせはあらかた網羅されているため、費用対効果よく集客するには、未開拓のワードを探し出すか、検索数が急浮上したワードにいち早く対応するなど、今まで以上に知恵と汗を絞り出さないと差別化が難しくなってきた。大手にとっても中小にとっても、「費用対効果がよく、ボリュームも取れるワード」をどう見つけるかで、Webビジネスの成否が左右されるようになってきたと言えるだろう。

 にもかかわらず、キーワード調査をサポートしてくれる環境は、お世辞にも充実しているとは言い難い。オーバーチュア(現 ヤフー)が提供する「キーワードアドバイスツール」も、2007年4月分を最後にサポート終了。残された選択肢としては、Google AdWordsの「キーワードツール」に頼るか、数値への信頼性の面で多少の不安が残るサードパーティー製のツールを使うか、という状況だった。

調査ツールの新たな定番となり得る「キーワードウォッチャー」

 そんな状況を打開してくれるかもしれない新ツールが、クロスリスティングのリリースした「キーワードウォッチャー」だ。

 クロスリスティングはExcite、goo、BIGLOBEなどの大手ポータルへディレクトリ登録を一括申請できる「クロスレコメンド」と、それら大手ポータルなどの検索結果ページに表示されるリスティング広告「レモーラリスティング」を手掛けている。

 キーワードウォッチャーは、レモーラリスティングの広告システムを利用するサイトから、同社に向けて送られてくる検索クエリの生データを基に、Yahoo! JAPAN、Googleなどの検索数も類推して加算。国内全体での検索数を調査できるツールに仕上がっているとのことだ。

 同社の担当者によると、キーワードウォッチャーの意義について「アパレルECサイトの運営者は、どんな洋服が流行っているのかファッション雑誌を見れば分かるかもしれませんが、検索エンジンでどれくらいの検索数があるのかは分かりません。具体的な需要はどれくらいあるのか、ECサイト運営者側にワードの検索数から把握してもらえるようになっています。流行りものの実態値が分かるようになりますから、広告予算の計画なども立てやすくなるのではないでしょうか」と説明する。

 いまだけの特典!通常有料の「ライトプラン」を無料で利用できるキャンペーンを2010年1月末まで実施中!詳細はキーワードウォッチャー

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キーワードウォッチャーの特徴

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この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/03/19 19:30 https://markezine.jp/article/detail/8956

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