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多様化するモバイルビジネスの「リアル・チャンス」をさぐる! mobidec2009レポート

モバイルでの普及が進む電子マネー「WebMoney」
導入で広がるビジネスチャンスとは?


 11月25日に開催されたmobidec 2009。B-2セッションでは、インターネット専用の電子マネー「WebMoney」を発行・販売する株式会社ウェブマネーの大工原氏が、その導入・活用事例など最新情報を紹介した。【バックナンバー】

モバイルサイトの決済手段としての普及が進むWebMoney

 「今日のセッションの目的は2つある。一つはWebMoneyを知ってもらうこと。そしてもう一つがWebMoneyを使ってもらうことだ」──ウェブマネー 営業部セールスマーケティング課課長の大工原秀和氏は自らのセッションをこのように切り出した。当日の参加者の中で「ウェブマネーを使ったことがある人」という問いに手を挙げたのはほんのわずかだったが、WebMoneyはすでに多くのサイトで導入が進んでいる決済手段の一つである。

株式会社ウェブマネー
営業部セールスマーケティング課 課長
大工原秀和氏
株式会社ウェブマネー 営業部セールスマーケティング課 課長 大工原秀和氏

WebMoneyの加盟サイトは1800社以上

 「WebMoney」とはインターネット専用のプリペイド式電子マネーである。一般的には電子マネーと聞いて、SUICAやPASMOなどを思い浮かべる人も多いかもしれない。実は、電子マネーにはいくつか種類がある。SUICAやPASMOのようにカード自体にお金をチャージするタイプはストアドバリュー型と呼ばれる。一方、WebMoneyはサーバー管理型と呼ばれるタイプに分類される。

 WebMoneyの仕組みを簡単に説明しよう。ユーザーは、まず全国のコンビニエンスストアなどの販売店でWebMoneyを購入する。この際に発行されるバウチャー(クーポン券)に記載された16桁の英数字を、加盟サイトの支払画面に入力することで決済が完了するという仕組みだ。加盟サイトは既に1800社を超えており、特にケータイの勝手サイトでの導入が進んでいる。モバゲータウン(ディー・エヌ・エー)やヒトカラ(セガ)、ゲームコロニーな生活PLUS(コロプラ)などはその一例。これらのサイトでは、アイテムやポイントを購入する際にWebMoneyが利用できる。

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この記事の著者

中村 仁美(ナカムラ ヒトミ)

 教育大学卒業後、大手化学メーカーに入社。その後、ビジネスや技術に関する専門雑誌や書籍を発行する出版社、ITに特化したコンテンツサービス&プロモーション会社を経て、2002年、フリーランスライターとして独立。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/12/11 18:59 https://markezine.jp/article/detail/9100

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