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MarkeZine Day 2025 Retail

Google アドワーズ活用事例(AD)

有益な情報提供で新規顧客の信頼を獲得
アドワーズの活用で事業モデルの変革に成功した自動車リサイクルの「ビッグエイト」

無駄な出稿を抑える工夫で費用対効果アップ

 とにかくクリック数が増えれば良い、というものではないのがアドワーズを活用する上での大切なポイント。顧客になり得ない訪問者からのクリックはできるだけ減らしたいもの。たとえば、営業エリア外の顧客によるクリックが、無駄なクリックの代表例だ。

 「たとえば検索数の多い“廃車”単体のキーワードを用いる場合は、地域ターゲティングの機能を利用して営業エリアから外れたユーザーには広告が出ないようにしています。これを行うようになってから、費用対効果が大きく改善されました。と同時に、“廃車+地域名”のキーワードでも出稿して、取りこぼしをなくすようにしています。無駄を減らしつつも取れるところは大きく取る、というのが大事ですから。Webサイトのコンテンツもそうですが、キーワードや広告を工夫して、その反応を見てまた工夫してという積み重ねがけっこう好きなんでしょうね」

「大手中古車チェーンや有名カーディーラーでもないので、認知度の低さから、お客様から信用を得るのが難しいのでは」と心配していた小宮山社長。廃車に関する情報をふんだんに提供するページを作り、それをアドワーズからの誘導先に設定している。知識を提供することで、まずは顧客に安心してもらうための工夫だ。

アドワーズの開始とともにモバイル広告にも挑戦

 携帯電話から検索を行うユーザーが増えつづける中、規模や業種を問わず、モバイルサイトを活用した営業に力をいれる企業が増えている。

 小宮山社長も、アドワーズがモバイルに対応したのとほぼ同時期にモバイルサイトを開設し、アドワーズによる集客を開始したそうだ。

 「電車の中でみんなが携帯サイトを見ていたのに驚いたことと、アドワーズのモバイル版が始まったので、それなら集客も大丈夫だろうと考え、モバイルサイトを開設しました。予想の通り、申し込みは順調に増え、月に数十件の規模で問い合わせが来るようになりました。地域の絞り込みなどキーワードの工夫も本格的にはじめたので、モバイルでも大きな利益が狙えそうです」

 PCサイトに加え、モバイルサイトでのアドワーズ活用を始動した「ビッグエイト」は、これから広告の分析・改善を経てさらなる顧客獲得が見込まれる。そこで、小宮山社長は他店との提携による全国展開をも視野に入れている。営業エリア外からのお客様に対してビッグエイトが窓口となり、お客様により近所の提携店を紹介することで、自社と提携店、お客様すべてに嬉しいビジネスを狙う考えだ。

 事業拡大には広告戦略が重要になってくるが、その際、アドワーズの地域ターゲティングは、自社営業エリアと提携店営業エリアで最適な広告の使い分けが容易にできるので、各々の店舗の特徴や得意分野に合わせてキーワードの設定から広告文の変更が可能だ。引き続きアドワーズによる広告の予算と効果のバランス、品質のチェックが、事業拡大の鍵になることは間違いない。

ユーザー情報
  • 会社名:株式会社大八商会
  • 所在地:東京都江戸川区
  • 設立:1989年
  • 事業内容:自動車のリサイクル・廃車手続きの代行
  • 主なキーワード:「廃車 手続き」「廃車 (地域名)」

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2010/01/26 11:00 https://markezine.jp/article/detail/9319

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