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レコメンドメールは効果があるのか?
MarkeZineメルマガでの実験結果レポート

 メルマガを使ってユーザー個別にお勧めの情報を提供するレコメンドメールが注目を集めています。実は、昨年11月19日と12月17日の計2回、MarkeZineの定期メルマガでこのレコメンドメールの実証実験を行いました。今回は、その実験概要と結果をレポートしていきます。【メールマーケティング特集ページ、絶賛公開中!】

「デクワス」と「MailPublisher」が連携

 2009年11月に、サイジニアのレコメンドエンジン「デクワス」とエイケア・システムズが提供するメール配信システム「MailPublisher」が連携しました。連携により、ユーザー各々に異なるオススメ情報を差し込んだメール、いわゆる「レコメンドメール」が送れるようになりました。

 通常、レコメンドエンジンは各ユーザーへのオススメ情報は持っているものの、メールアドレスの情報は持っていません。そこで、エイケア・システムズでは「レコメンドconnector」というアプリケーションを開発しました。このアプリケーションでは、レコメンドエンジンと大元の会員データをつなぎながらメールアドレスを含んだ配信リストを生成、さらにその生成した配信リストを自動的にMailPublisherへセットできるようにしており、今回新たに「レコメンドconnector」へ接続できるレコメンドエンジンとして「デクワス」が加わった、ということになります。

 ここで、そもそも「レコメンドメール」とはどういうものなのか、改めて簡単に説明します。サイト上でよく見かけるレコメンドは、例えば、ユーザーがある商品を選択した際に、その商品と関連性の高い商品をオススメするという「アイテムベースのレコメンド」です。一方、メルマガで用いられるレコメンドとは、「パーソナルレコメンド」と呼ばれる、ユーザー自身との関連性が高い情報をオススメするというものになります。サイト上でも、マイページにログインした際に「○○さんへオススメ」と表示される場合がありますが、これと同じです。

エイケア・システムズのWebサイトで、『活用例にみる「レコメンドメールの実践方法とその効果』というPDFを無料で公開しています。レコメンドメールの詳細な解説を読みたい方は、ぜひご覧ください。

レコメンドエンジンとメール配信システムの連携で何が実現するのか?

 こうした「レコメンドメール」実現に向け、今回「MailPublisher」がサイジニアの「デクワス」と連携するに至ったのは、「デクワスの特徴とする複雑ネットワークを用いた解析ロジックが、メルマガのコンテンツ作成において新たな可能性を生み出してくれるのでは?」という期待からです。よくメルマガ担当者から「毎回コンテンツを作るためのネタ探しに大変苦労している」という話を聞きますが、デクワスによる思いも寄らぬアウトプット情報が、そうした悩みを解消する1つの手立てになればとの想いから、連携が実現しました。

 しかし、連携により良い効果が生まれることに自信はあったものの、多くの方々にお勧めするためにも具体的な数値等のデータを把握できないかと考えていました。そこで、昨年末にMarkeZineの協力のもと、レコメンドメールの実証実験を行いました。今回は、その実験結果をレポートしていきたいと思います。


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