ムーターとイー・ガーディアンは、業務提携を行い、ウェブサイトの誤表記や不適切な表現をロボット型検索エンジンで監視する事業を展開することを、3月20日に発表した。最も手間のかかるウェブのパトロールを自動化し、最終的な判断をエキスパートが担当することで、低コストのサービスを実現する。
今回の提携にともない、独自の検索技術を持つムーターは、ロボット型検索エンジンでウェブサイトを監視する「ムーターパトロール」のシステムを、ウェブサイト監視サービス最大手のイー・ガーディアンに提供。イー・ガーディアンは「CGMリサーチャー」として、製品がブログやSNSで批判されていないか、社員の悪口や個人情報などが流出していないかを監視し、企業イメージを損なう書き込みがないかといった風評調査を行う。
このサービスは、ネガティブな情報の監視だけでなく、トレンド調査や広告のクオリティチェックなどのリサーチサービスとしても利用することができる。初年度は40 社の新規開拓と、1 億円の売り上げを目指す。
プレスリリース:「ムーターとイー・ガーディアンがサイト監視事業で提携」(PDF)