アサヒビールと電通デジタルの合弁会社であるスマドリは、2026年4月3日に「スマートドリンキング」の体験型店舗「SUMADORI Meets(スマドリミーツ)」を表参道にオープンする。3月31日に開催された内覧会では、代表取締役社長である高橋徹也氏から、新店舗の注力戦略が語られた。
アサヒビールが提言する「スマートドリンキング」とは、お酒を飲む・飲まない問わず人一人ひとりが、体質や気分、シーンに合わせて適切なお酒やノンアルコールドリンクを選択できる飲み方だ。この考え方を浸透させることで、「お酒とのいい関係を長く楽しめる社会」を目指している。
2025年12月28日に営業終了した店舗「SUMADORI-BAR SHIBUYA」「The 5th by SUMADORI-BAR」ではお酒を飲まない人・飲めない人に向けアルコール分3%以下のドリンクを提供し、「スマートドリンキング」を推進する場として運営してきた。
今回オープンする「SUMADORI Meets」ではこれまでの活動を踏まえ、20代の飲酒エントリー層をターゲットに設定し、自分らしいお酒の飲み方や楽しみ方に出会える場所として提供。さらに、ユーザーの声を受け従来の「飲まない人が安心して楽しめる飲食店」から「飲む人も飲まない人も楽しめる体験型店舗」へコンセプトをアップデートした。
新店舗では、具体的に(1)大学生との共創(2)体験型店舗への強化の2点に注力する。まず、(1)大学生との共創では、ターゲットと同世代の「スマドリアンバサダー」と、店舗メニュー開発やイベント企画において引き続き共創に取り組む。加えて、企業や大学と連携した「渋谷スマートドリキングプロジェクト」も継続し、産学連携で生まれたアイデアを店舗体験に取り入れていく。
また(2)体験型店舗への強化においては、180通りのカスタムカクテルが作れるサービス「SUMADORI Custom」や診断コンテンツ「飲み会キャラ診断」を提供。さらに、週末限定で注文できるアルコール3%以上のカクテルなど、ユーザーの要望に応えメニューを拡充する。
高橋氏は「SUMADORI Meets」について、「お酒と初めて触れ合う方々が自分らしい飲み方や楽しみ方に出会える場所を目指していきたい」とし、「渋谷の店舗に引き続き、飲む人・飲まない人が自分らしく心地よく楽しめて、また様々な体験を通じ『スマートドリンキング』を日常に取り入れたいと思ってもらえるよう努めてまいります」と意気込みを語った。
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