GMOリサーチ&AIは、7月22日、同社が保有する国内モニターパネル「JAPAN Cloud Panel」のモニターを対象に「飲酒に関する自主調査」を実施した。
60代の3割超が毎日飲酒すると回答するも20代は1割未満に
まず、自宅での飲酒頻度について年代別で調査を実施。その結果、年齢層が上がるほど自宅での飲酒頻度が高い傾向が見られた。特に40代以上では「週に7日」という回答が最多となっており、自宅での飲酒が日常的な習慣として定着していることがわかる。
週7日自宅で飲酒する人が60代以上では30.6%いる一方で、20代では6.3%程度に。世代間で大きな隔たりが見られた。
季節問わずに「ビール・発泡酒」が一番人気
次に、「普段飲むお酒のジャンル」と、「夏に飲みたいと思うお酒のジャンル」を尋ねた。その結果、「ビール・発泡酒」と「チューハイ・カクテル」が季節を問わずに人気であることがわかった。
普段の飲酒では、「ビール・発泡酒」が68.0%、「チューハイ・カクテル」が59.4%に。これら2ジャンルに続いて3位は「ワイン」で28.5%だった。
また、夏季に飲みたいと思うお酒のジャンルでは、「ビール・発泡酒」が67.8%、「チューハイ・カクテル」が47.6%に。3位には、「スパークリングワイン・シャンパン」が13.6%でランクインした。一方で、「ワイン」は、夏季には普段よりも19.3pt低下しているため、夏季に爽快感を求める傾向など、季節による嗜好の変化が見られた。
再購入意向が最も高い商品は「キリンビール 晴れ風」
最後に、2024年4月1日~6月5日に発売された「ビール・発泡酒」「チューハイ・カクテル」カテゴリーの認知・購入状況について調査を行った。すると、再購入意向(購入したことがあり、再購入したい)が最も高い商品は「キリンビール 晴れ風」で27.6%、2位が「キリン一番搾り 糖質ゼロ」で22.0%、3位が「サッポロラガービール(缶)」19.0%と続き、ビールがトップ3を占める結果となった。
【調査概要】
テーマ:飲酒に関する自主調査
地域:日本国内
回答者数:3,514人(本調査 2,000人)
対象:20~99歳の男女
期間:2024年6月18日~2024年6月25日
方法:オンライン調査
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