Webとアプリの収益最大化を支援するReproは、店舗アプリのインストール前後の利用状況に関するユーザー調査を実施。スーパー・コンビニ・ドラッグストアにおける調査結果を公開した。
店舗アプリの利用頻度、「週1回以上」が42.8%に
まず、店舗アプリをインストールした理由・きっかけを尋ねると、「ポイントを貯めるため(83.6%)」「クーポンを取得するため(81.7%)」が上位に挙がった。
店舗アプリの利用頻度を調べると、スーパー・コンビニ・ドラッグストアでは「週に1回以上」が42.8%、「月に1回以上」は36.3%となり、8割近くのユーザーが月1回以上アプリを利用していた。
業種別で比較すると、一般小売店のアプリ利用頻度は他と比べて高くなった。
アプリインストール後、4割が店舗への来店や購入頻度が増えたと回答
次に、アプリをインストールする前後で行動の変化があったかを質問すると、「特に変わったことはない(43.6%)」という回答が最多だった。一方で、40.4%が「その企業の店舗に来店したり、商品を購入したりする頻度が増えた」と回答した。
「来店頻度や商品の購入頻度が増えた」と回答した人に対してその理由を尋ねると、「ポイントを貯めやすい・使いやすいから」「クーポンが定期的に発行されているから」という理由が多く挙がった。
店舗アプリをアンインストールしたことがある人は6割以上
最後に、アプリのアンインストールについて調査。これまでアプリをアンインストールしたことがあるかを質問すると、67.8%のユーザーが「ある」と回答した。
アンインストールの理由としては、「店舗を使う機会が減った(64.3%)」が最多に。2位以降は「ポイントやクーポンが魅力的でなかった(26.6%)」「初回インストールの特典を使い終わった(24.9%)」「アプリが不便だった(23.1%)」が続いた。
【調査概要】
調査期間:2024年1月26日(金)~1月28日(日)
調査方法:インターネットアンケート調査
調査対象:店舗アプリを利用したことのある16~69歳の男女
有効回答者数:1,030名(男性345名/女性685名)
※同レポートではスーパー・コンビニ・ドラッグストアなど一般小売店のアプリを利用したことがある633名(男性212名/女性421名)の回答を集計
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