SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Webサイト運営者の75%以上が表示速度の改善を重要と認識【Repro調査】

 カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Repro(リプロ)」を提供するReproは、Webサイト運営・管理者を対象に、「Webサイトの表示速度改善についての実態調査」を実施結果を発表した。

Webサイト運営者の75%以上が表示速度の重要性を認識

 Webサイトの表示速度に対する重要性について、76.7%が「重要性は強く認識している」「重要性はある程度認識している」と回答。Webサイト運用に携わる人間として、表示速度を意識しているという結果が見られる。

画像を説明するテキストなくても可
Webサイトの表示速度の重要性に対する認識

表示速度の改善がCVR改善・SEO対策では重要トピックに

 CRO(コンバージョンレート最適化)に「積極的に取り組んでいる」と答えた人のうち、73.7%が表示速度の重要性を強く認識していると回答。さらに、SEOに「積極的に取り組んでいる」と答えた人のうち、71.6%が表示速度の重要性を強く認識している。

 CVRやSEOが重要視されるWebサイトに携わる人にとって、表示速度の意識は重要事項であることが見て取れる。

画像を説明するテキストなくても可
CROへの取り組み状況と表示速度の重要性認識の関係
画像を説明するテキストなくても可
SEOへの取り組み状況と表示速度の重要性認識の関係

約50%が今までに表示速度の改善について取り取り組んだことがあると回答

 Webサイトの表示速度改善について、20.5%が「過去に取り組んだことがある」、29.6%が「現在、取り組んでいる」と回答。また、18.7%は「今後、取り組もうと考えている」と回答した。

 表示速度改善は、Webのパフォーマンスアップを図るうえでスタンダードな施策となっていることがうかがわれる。

画像を説明するテキストなくても可
Webサイトの表示速度改善に対する取り組み状況

表示速度改善は70%以上の人が期待以上の成果を実感

 Webサイトの表示速度改善に採用された施策が、成果をどの程度上げたかについても調査を行った。多くの施策において、「期待を上回る成果が出ている」「期待と同程度の成果が出ている」と回答した人が70%を超える結果となった。

 なお、「CVRの改善」「SEO対策」「売上の改善」「リピート率の改善」といった領域ごとの成果状況の調査についても、70%以上の回答者が期待以上の成果を得ているという傾向は変わらなかった。表示速度改善施策は影響範囲が広く、かつ成功確度が高い施策であると考えられる。

画像を説明するテキストなくても可
表示速度改善施策の総合的な成果

約50%が表示速度改善のハードルは実装期間・運用工数と費用と回答

 表示速度改善に関する施策の実装期間、運用工数や費用を調査したところ、実装期間においては約50%が「6ヵ月以上~1年未満」の時間を要したと回答。1ヵ月あたりの工数については、「50時間以上~100時間未満」「20時間以上~50時間未満」に回答が集中し、1ヵ月あたりの費用は「100万円以上~500万円未満」「40万円以上~100万円未満」に回答が集中した。施策ごとに特性はあるが、実施時には大きな負荷が発生する実態が明らかになっている。

画像を説明するテキストなくても可
表示速度改善施策の実装にかかる時間
画像を説明するテキストなくても可
表示速度改善施策の実装・運用に要する1カ月あたりの工数
画像を説明するテキストなくても可
表示速度改善施策の実装・運用に要する1カ月あたりの費用

【調査概要】
調査名:Webサイトの表示速度改善についての実態調査
期間:2022年12月12日~2022年12月14日
方法:インターネットアンケート調査
対象:消費者向け(to C)Webサイトの管理・運営に携わっている人(331名)

【関連記事】
Repro、シナリオ機能(β版)提供開始 顧客のサイト内での行動に合ったコミュニケーションを実現
プッシュ通知、若年世代ほど拒否傾向に/理由1位は「必要のない通知が来る」【Repro調査】
ニュートラルワークス、「オウンドメディアコンサルティング」を提供開始 SEO対策や導線改善を支援
そごう・西武が運営の「e.デパート」、ZETA SEARCH導入 検索機能の改善や利便性向上を実現
ウェブ訪問者の3人に1人がフラストレーションを感じ、離脱が増加【Contentsquare調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/03/13 14:00 https://markezine.jp/article/detail/41651

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング