低アルコールD2Cカクテルブランド「koyoi」を提供するSEAMとスマドリは、飲用シーンを起点とした生活者巻き込み型の商品開発プロジェクトを発足した。開発した商品は7月から、スマドリバー渋谷と、SEAM運営のECサイトで発売予定。両社はZ世代の“カンパイ”の機会創出を目指す。
スマドリは、お酒を飲む人も飲まない人も互いが尊重し合える社会の実現を目指す「スマートドリンキング」の推進に向けて、2022年1月にアサヒビールと電通デジタルが共同で設立。「お酒を飲まない/飲めない」人に焦点を当てて、デジタルを中心としたコミュニケーション活動の設計やデータマーケティングを行っている。
一方、「koyoi」は、世界各地から厳選したフルーツとハーブとスパイスを用いた相性の良いお酒を組み合わせ、素材本来の香りや味わいを引き立たせた低アルコールカクテルのブランド。
同プロジェクトでは、Z世代が参加するワークショップの実施により、Z世代の気持ちに寄り添った商品の開発を行う。ワークショップには、Z世代の「koyoiファン」「スマドリアンバサダー」「インフルエンサー」とスマドリバー渋谷のバーテンダーが参加。「誰かと大切な時間を共有する」をテーマに、商品開発に向けて「飲みたくなるシーン」と「そのシーンに合うお酒のフレーバー」などのアイデア出しを実施する。そして、出てきたアイデアを基にスマドリとSEAMが複数の試作品を製造・試飲などを経て商品化を目指す。
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