THECOOは早稲田大学の「早稲田マーケティング研究会」と共同で、15〜25歳の男女1,000人を対象に「Z世代の割引キャンペーン利用状況」調査を実施した。その結果の一部を紹介する。
割引利用の頻度、約66%が「月に1回以上」
過去1年間で割引に関する情報を目にした後、割引された商品・サービスを購入した頻度(平均)を聞いた。その結果、最も高い割合を示したのは「月に1回以上(約40%)」に。次点は「週に1回以上(約26%)」だった。
割引情報を知るきっかけとなったSNS、最多は「Instagram」
「割引を利用して商品・サービスを購入した際に、その割引情報をどの媒体で知ったか」と質問。その結果「SNS・動画共有サイト内(LINEなどのメッセージアプリを除く)」と回答した人が最も多く446人に。次いで多かった回答は「その他スマホアプリ(276人)」だった。
次に、どのSNSで割引情報を知り商品・サービスの購入に至ったかを聞いた。その結果、トップは「Instagram(276人)」に。2番目以降に「Twitter(219人)」「YouTube(190人)」が続いた。
割引以外の購入要因、3割強が「SNS」と回答
割引を利用して商品・サービスを購入した際に、割引以外で購入の後押しになった要因を調べた。その結果、最多の回答は「SNSで話題になっていると感じた(36.3%)」だった。次点は「商品・サービスの価格に魅力を感じた(31%)」に。
また、過去1年間にSNSで情報を見て購入した商品・サービスに関し「SNSでどの程度情報を目にした後に購入に至ったか」と質問。その結果、最多の回答は「2〜3回見たとき」で、67.1%を占めた。
【調査概要】
実施日:2022年12月10日(土)
対象:15〜25歳の男女のうち、事前スクリーニング調査において「過去1年間で商品割引を利用して購入したことがある」と回答した人
有効回答者数:1,000人
【関連記事】
・Z世代は働き方に「自分らしさ」を求める、他人のワークライフバランスと平等も重要【SoZo調査】
・若年層の約4割がSNSを通じた購買経験「あり」/購買行動に最も影響を及ぼすのは広告【キャプテラ調査】
・SNS利用者の47%が企業・ブランド情報を毎日検索/最も良い情報発信元は「企業」に【キャプテラ調査】
・2023年女性の消費意欲 キーワードは「コスパ」「高機能」「高品質」【女性トレンド総合研究所調査】
・2023年、Z世代の流行予想は?「なにわ男子」「みとゆな」「飲むわらびもち」に注目【思春期録調査】