手間がかかるリスティング広告の編集作業、ラクにするにはどうしたらいい?
広告主のリスティング広告に対するお悩みの一つに、運用の手間をどうすれば軽減できるか、があるかと思います。世の中には、リスティング広告の運用を軽減するSaaS型の最適化ツールや、キーワードを発掘するためのキーワードアドバイス系のツールはいくつか存在しますが、どれも非常に高価であったり、導入の為にはタグの設定やセットアップの手間が発生したり、簡単に導入が可能で、なおかつ広告主の「実作業」を軽減するツールはなかなか現れないのが現状です。
また、始めるのは比較的簡単なリスティング広告ですが、やってみると、奥が深く、たとえスタート直後から予想以上のクリックやコンバージョンが得られたとしても、その効果を持続するには、それなりに広告主側の努力が必要と言われています。実際に、スタートはしてみたものの、さっぱり効果が得られないと言う話はよく聞き、日々変動するリスティング広告の市場に対応するためには、何らかの形で掲載内容の改善が常に必要となります。
リスティング広告を始めた広告主が、広告効果を持続するためにやるべき重要な作業として、広告の掲載内容の見直しと、広告とキーワードの追加がありますが、現状、広告主がYahoo! リスティング広告で、広告を新規で作成または、追加をする場合、管理画面からキーワードを選択、キーワードの試算を算出、キャンペーン、広告グループを作成、タイトル、説明文を作成する方法か、あるいは、“キャンペーンのインポート”機能によるアップロード用テンプレート(CSV)を使った一括アップロードを使うことになります。
一般的にYahoo! リスティング広告の管理画面を使った方法では、一度に多くのキャンペーンに対しての追加や変更を加える場合は、インターネットに接続した環境で管理画面を操作することになり、インターネットの接続環境や、接続速度などの問題で、なかなか思うように管理画面での作業ができない場合があります。このような場合は、複数のキャンペーン、広告グループにまたがる変更はアップロード用テンプレート(CSV)ファイルを使った方法がとられるケースが多くなります。ところが、このアップロード用テンプレート(CSV)ファイルを使った、“キャンペーンのインポート”機能を使う場合は、Yahoo! リスティング広告のアカウント構造をCSVファイルで管理するため、テンプレートを指定のフォーマット通りに正確に記入していく必要があり、パソコンの操作に慣れていない広告主や、エクセル等の表計算ソフトの操作に不慣れなユーザーにとっては、テンプレートファイルでの対応は難しい作業になります。