インターネットは企業活動を映し出す「鏡」
個人がブログなどで情報発信できるようになった今、インターネットは企業活動を映しだす「鏡」のような存在とも言えるでしょう。企業が都合の良い情報だけを顧客に伝えるという時代は既に終焉を迎え、商品やサービス、顧客対応や情報発信など、企業が顧客に提供するあらゆる活動が、顧客の言葉でインターネットに反映されていくのです。

企業が良い商品・サービスを提供し、良い顧客対応をしていれれば、その結果が顧客の日常的な体験としてブログに記述され、それをまた誰かが見てその情報が伝播していきます。企業が良い活動をすれば良いことを書かれ、逆に悪評が立つようなことをしていればそれがそのままネット上に掲載されるのです。
良いことは良く書かれ、悪いことは悪く書かれるというのは、あたり前と言えばあたり前ですが、そのあたり前がネット上で起きています。これまでは限られた範囲でしか伝わらなかったことがインターネット上に公開され、検索エンジンなどを通じて広く周知されるため、インターネットはまさに誰でも見ることができ、かつ企業活動を映しだす「鏡」となっているのです。