エンターサイネージは、現在全国の64大学の構内に、デジタルサイネージとフリーペーパー収納棚、携帯電話への情報配信機器などを一体化したシステムを設置し、約30万人の大学生向けに、音楽や映画、ファッション、ライフスタイルなどのコンテンツを配信している。
大日本印刷は、大学生や地域に向けて、新商品やサービスなどの各種情報を提供したい企業の営業窓口となり、顧客ニーズに応じたメディア編成とプロモーション全体の企画を行う。両社は今後、情報端末システムを設置する大学を増やすとともに、大学近くの主要な駅やショッピングセンターにデジタルサイネージやキオスク端末などの機器を設置。また、DNPは、6月中にエンターサイネージの株式の一部を取得するとしている。
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