SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

目指せGoogle・Yahoo!で1位!鈴木将司のSEO悩み相談室

第4回 Googleのリンク元表示数の減少について


リンク元とは?

 では質の低いリンク元の特徴はどういうものなのでしょうか? 具体的には

  1. ジャンルがバラバラのサイトを無造作に100件以上リンクしているページ
  2. トップページしかない(index.htmlページだけでその他のページがない表紙ページだけで手抜きサイト)
  3. 同じ内容のページが他の大量のドメインやサブドメインに存在している

という3つの特徴があります。

 このようなページからリンクされても、Yahoo!の場合はリンク元として認識される可能性があっても、より洗練されたリンク元評価システムを持っていると思われるGoogleは除外しているということが言えます。

 1.から3.の条件をすべて満たしているページからあなたのサイトがリンクをしてもらってもGoogleでは何もあなたのサイトの検索順位アップには貢献していないと思われます。ですので、こうしたところにリンクしてもらうことを追求したりそれに対して料金をはらったりしても無駄に終わることになる可能性が高いのです。

 あなたのサイトがそうしたところからリンクされているとは限りませんが、Googleでのリンク元情報が減少の傾向にあるのでしたら、それは「これまでリンク元として貢献していたページがもうそうではなくなってしまった」という可能性が大ですので、対策を講じなければなりません。

 対策とはなんでしょうか? それは私がいつも言っているように「他人があなたのサイトを気に入って人に紹介したくなるような役に立つコンテンツを増やすという地道な努力」と「より多くの人達にリンクをはってもらうために相互リンクの依頼を心を込めたメールを書いて行う」ことです。

 どうか「リンクさえはれれば良いんだ!」という考えを捨てて、「善意の第三者、つまり他のまじめなホームページ運営者に評価された結果としてリンクをされなくては意味がない」という発想に切り換えることをお薦めします。

 検索エンジンはこうしている間にもどんどん進化して賢くなってきています。コンピュータ全般においても2020年頃にはコンピューターの知能は人間のそれを上回るだろうと予想する科学者もいるほどです。検索エンジンを騙すことではなく、より多くの人達に認めてもらい、その結果としてリンクを貼ってもらうということにエネルギーを費やすようがんばりましょう。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
目指せGoogle・Yahoo!で1位!鈴木将司のSEO悩み相談室連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

鈴木 将司(スズキ マサシ)

http://www.web-planners.net

株式会社セミナーチャンネル代表取締役、メディアネットジャパン代表。東京生まれ。オハイオ州立アクロン大学経営学部、クイーンズランド州立大学教育学部卒業後、オーストラリア、アメリカにて教員の傍ら、ホームページ制作会社を1996年に設立したホームページ制作業界のパイオニアの一人。
企画・制作・運営した日米...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2006/08/31 20:25 https://markezine.jp/article/detail/105

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング