ヤフーには「アンカーテキストマッチ」はない!?
ところで、これも同じく観測データにすぎないのだが、どうもヤフーの場合は「1 = 2 = 3 = 4」となっていて、どれも同じ価値のようである。しかも、非常に評価が低い。よって、グーグルと同じ順位アップを期待してリンクを受けていく場合は、おそらく100倍あるいは1000倍のリンク元が必要になると想定される。
例えば、「link:http://~」という検索オプションで、自サイトや競合サイトのリンク元をチェックすることができるが、莫大なリンクを受けているにもかかわらず、ヤフーではさほど順位が上でないサイトを多く見かけるはずだ。
ヤフーの場合は、グーグル以上にリンク集サイトでの登録や相互リンクが、無駄な努力に終わりそうである。ヤフーにはおそらく、「アンカーテキストマッチ」はないも同然だろう。よって、先の図の(a)のみ(しかもグーグルとは大きく違ったページ内キーワード記述の評価)で、(b)がなく、そして(c)や(d)や(e)や(f)といった新たなルールが存在していそうである(中の人ではないので、あくまでも観測データから)。
検索エンジン対策としてのリンク
結論としては、グーグル対策としてはキーワードを含むテキストによるリンクを受けることが必須条件である。そして、ヤフー対策としては、書式に関係なく数を稼ぐことが得策かもしれない。しかしながら、それでも、いつアルゴリズム(順位付けルール)が変更になるか分からないので、alt属性に無頓着なバナーリンクは避けるようにして、なるべくならテキストリンクを受けることに注意しておいた方がいいだろう。