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ライオン丸の間違いだらけのSEO

第3回 バナーのリンクは価値がない? 役に立つリンクと役に立たないリンク

ヤフーには「アンカーテキストマッチ」はない!?

 ところで、これも同じく観測データにすぎないのだが、どうもヤフーの場合は「1 =  2 = 3 = 4」となっていて、どれも同じ価値のようである。しかも、非常に評価が低い。よって、グーグルと同じ順位アップを期待してリンクを受けていく場合は、おそらく100倍あるいは1000倍のリンク元が必要になると想定される。

 例えば、「link:http://~」という検索オプションで、自サイトや競合サイトのリンク元をチェックすることができるが、莫大なリンクを受けているにもかかわらず、ヤフーではさほど順位が上でないサイトを多く見かけるはずだ。

 ヤフーの場合は、グーグル以上にリンク集サイトでの登録や相互リンクが、無駄な努力に終わりそうである。ヤフーにはおそらく、「アンカーテキストマッチ」はないも同然だろう。よって、先の図の(a)のみ(しかもグーグルとは大きく違ったページ内キーワード記述の評価)で、(b)がなく、そして(c)や(d)や(e)や(f)といった新たなルールが存在していそうである(中の人ではないので、あくまでも観測データから)。

検索エンジン対策としてのリンク

 結論としては、グーグル対策としてはキーワードを含むテキストによるリンクを受けることが必須条件である。そして、ヤフー対策としては、書式に関係なく数を稼ぐことが得策かもしれない。しかしながら、それでも、いつアルゴリズム(順位付けルール)が変更になるか分からないので、alt属性に無頓着なバナーリンクは避けるようにして、なるべくならテキストリンクを受けることに注意しておいた方がいいだろう。

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アルゴリズム(アルゴリズム)

本名:石崎和男 株式会社アルゴリズム 代表取締役。福岡商工会議所、府中商工会議所(広島県)、法人会員。独自の研究と実験や検証を元にした検索エンジン対策を確立し、テンプレート販売やランクアップ・サポートなどのSEO事業、およびウェブマーケティングを展開している。運営しているSEO塾の塾生は延べ数千人、セミナー受講者も800名...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2006/08/30 00:00 https://markezine.jp/article/detail/107

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