2004年設立のFacebook社が始めたSNSは、米国の大学生を中心にユーザーを増やし、2008年8月にユーザー数が1億人を突破。その後も、Facebookで利用できるアプリなどを展開して順調にユーザーを増やし、今回5億人という大台にのった。その数は欧州連合(EU)の人口に匹敵する。
Facebookは、米国だけでなく世界各国でサービスを展開しており、現在、ユーザーの7割以上は米国以外のユーザーとなっている。また、調査会社comScoreが今年4月に発表したソーシャルネットワーキング利用動向調査では、Facebookは、アジア太平洋地域の8つの市場、フィリピン、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ニュージーランド、香港、ベトナムで、リーチにおいて1位を獲得し、この地域で最も多く1位を獲得したSNSとなった。
Facebookでは、5億人突破を記念して、「Facebookストーリー」というアプリケーションを公開。世界の地図やテーマから、1人1人のユーザーの個人的な物語を読むことができる。
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