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マーケティングツール&サービスの大研究

「誰でも使える」の一歩先を行く
高機能 CMS「writeWired」


現在、どのような企業の利用が多いですか?

 すでに自社で公開システムや基幹システムを利用している企業の乗り換え需要が多いですね。現在の自社サイトが使いにくかったり、プラスアルファの機能を持たせたいけれど、一から作り直すのは手間がかかる、といったケースです。規模にもよりますが、スムーズに行けば、通常1~2ヶ月ほどでシステムの乗り換えが完了します。

 もちろん、新たにコーポレートサイトを作りたい、というお客様も多くいらっしゃいます。商品数が多くブログ系では対応できないECサイトや、会員制サイトが主でしょうか。

御社のサイトでは、宿検索サイトの事例が紹介されていましたが。

 株式会社ゆこゆこ様の導入事例を掲載させていただいております。このケースでは、商品マスターとなる基礎データはすべて揃っていて、それをwriteWiredにインポートする形で乗り換え作業を行ないました。

 新しいシステムでは、データベースに蓄積された商品情報に対して、フォームで抽出条件を入力して、特集サイトとして表示しています。この方法ならば、きれいなランディングページを半ば自動で作ることができます。

「ゆこゆこネット」での特集サイト作成イメージ
「ゆこゆこネット」での特集サイト作成イメージ

 writeWiredの現在の基本設計では、在庫管理や空席照会などの機能においては、いわゆるCMSの範疇は超えていませんが、高い拡張性を持っていますので、追加開発やアドオンによるカスタマイズでECに特化させることも可能です。

ほかには、どんなビジネスを考えているお客様におすすめできますか?

 マルチテナントを利用したビジネスをはじめたいお客様に非常に向いています。writeWiredは、ひとつのライセンスで、複数のクライアントがそれぞれまったく違うサイトを運営することができます。いわば、writeWired本体ひとつで、ASPができてしまうわけです。

 たとえば、求人サイトなら、運営側だけでなく出稿しているすべてのお客様にアカウントを発行して、それぞれのページを自由に編集してもらったり、各社の専用サイトを作ることができます。そこで更新された情報はデータベースに集約されるので、「職種」でソートをかければ、職種ごとに分かれた特集サイトをかんたんに作成することができます。

2社以上で提携してサイトを立ち上げる際にも活用できそうですね。

 そうですね。事業部が多く、全部バラバラのシステムで運用していた大企業様から、関連会社も取り込んでwriteWiredでシステムを一本化したいというお話もいただきまして、現在進行中です。

今後の課題はどんなことですか。

 きれいに、かんたんに作るという点にのみ行き過ぎてしまっているCMSが多いと思います。そこで勝負するのではなく、CRMなど、ビジネスに直結する機能を強化していきたいですね。

STSD株式会社 システム開発グループ 綿田氏
「STSD株式会社 システム開発グループ 綿田氏」

 漠然とコーポレートサイトを作りたいというだけではwriteWiredのメリットは生きてきませんが、ネットを使ってこんなビジネスをやりたい、Webサイトにこんな機能が欲しい、といった明確なビジョンを持ったお客様に対しては、より具体的なご提案が可能です。

 CMSは値段もそれなりのものなので、一定の目標がないと導入するモチベーションが作れないと思います。writeWiredの使い方やネットの価値をどう伝え、お客様の理解をどう得るかが今後一番の課題です。

writeWiredについての詳細な資料はこちらのページよりダウンロードいただけます

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この記事の著者

WIT編集部(ウィットヘンシュウブ)

アクセス解析、CMS、広告効果測定など、ウェブまわりのサービス・ツールを調べまわっています。Webサイト「WIT」もどうぞご覧ください!

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MarkeZine(マーケジン)
2010/09/17 12:23 https://markezine.jp/article/detail/11677

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