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動画マーケティング最前線

ビデオSEOで53倍の成果、ソーシャルメディア経由ユーザーは検索経由ユーザーに比べ視聴時間が長い
【アメリカ最新動画活用事情】


ビデオSEOで53倍の成果と伝えるレポートも

 動画を一般のページにも積極的に埋め込むようになってきた背景には、動画を掲載することによってSEOで有利になるという要因も存在する。

 米調査会社のForrester Researchは、動画の埋め込まれたページは、埋め込まれていないページと比べて約53倍の確率で検索結果の1ページ目に表示されると報告。集客面で明らかにプラスの効果が現れるため、アメリカでは積極的に動画を活用する動きが生まれているのだとか。

プリロールにコンパニオン。動画時代の広告手法も定着

 動画を埋め込んで集客力を増やす。そして集めた人に動画を見せて、マネタイズするところまでアメリカでは成熟し始めている。

 アメリカでは動画本編の配信前にCMを流すプリロール広告が広まっている。バナー広告の露出単価は非常に安くなっているが、それとは比べものにならないほどプリロール広告の単価は高いという。

 また、プリロール広告に興味を持ったユーザーをフォローする広告も人気が出始めた。動画本編が始まると、プリロール広告先のサイトに飛ぶのを後回しにするユーザーも居るかもしれない。そこでコンパニオン広告という手法が考え出されたそうだ。

 コンパニオン広告とは、動画プレーヤーの周辺に設置されるバナーなどの広告のこと。ある企業のプリロール広告が流れたのなら、コンパニオン広告のスペースを使ってその企業の広告を掲載。動画本編が始まっても「続きは企業サイトで」と誘導できるようになっていて、ニューヨーク・タイムズなどでも採用されている広告手法なのだとか。

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コンバージョン以外の目的で動画を活用する米マーケター

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この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/11/22 13:04 https://markezine.jp/article/detail/12344

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