SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第105号(2024年9月号)
特集「Update:BtoBマーケティングの進化を追う」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2011 Springレポート(AD)

「各デバイスの検索ユーザー動向を明らかにしていきたい」
MarkeZine Day 2011 Spring直前インタビュー

 2011年3月8日(火)にベルサール神田にて開催予定の「MarkeZine Day 2011 Spring」。開催を前に『最新データから見るマルチデバイス時代の検索ユーザー動向』のスピーカーであるヤフー株式会社 広告本部 マーケティング部 企画推進の西谷健祐氏にセッションのポイントについて聞いた。

定常的に蓄積した最新データを集計・分析

 地方開催も含めると今回で11回目の開催となる「MarkeZine Day」。

 3月8日に開催される『MarkeZine Day 2011 Spring』では、オンライン上での経済活動、消費行動がますます盛んになり、マルチチャネル・マルチデバイスでのマーケティングが当たり前となりつつある中で、成果を最大化させるための思考・方法について、各講演者から語られる予定だ。

 講演は12時半からスタートとなるが、その中でもお薦めなのが14時20分から行われるヤフー株式会社 広告本部 マーケティング部に所属する西谷氏の講演。

 パソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末と、ユーザーが接触するデバイスが多様化し、データ量も増大の一途を辿る中、デバイスごとの検索ユーザー行動の違いを知ることはマーケティング関連の業務に従事する者であれば必ず押さえておきたいポイントだろう。

 この講演では、国内最大級の検索エンジンを運営するヤフー株式会社が取得したログデータを集計し、各デバイスにおけるユーザー動向の傾向を紹介・解説していく。今回の講演者を務める西谷氏は、今回の講演内容の下地となる調査の目的について次のように教えてくれた。

 「当社には社内で定常的に蓄積しているアクセスログデータ、検索関連データが存在します。これらのデータをさまざまな角度から集計し、各デバイスで切り出すことでそこから見える検索ユーザー動向に関する発見や傾向を分析し、セッションで紹介する予定です。膨大な検索ユーザーデータを所有する当社だからこそ可能な調査だと認識しています」

各デバイスの詳細な分析結果に多数のヒント

 では、当日はどういった内容の講演を予定しているのだろうか。

 最新データから資料作成を進めているため、資料詳細は現在作成中の状況だが次のような軸での各デバイスのユーザー動向、傾向についての分析結果を紹介する予定だという。

  • 各デバイスの検索数の推移
  • 各デバイスの検索ユーザーの属性・利用目的
  • 各デバイスの検索ワードの特徴
  • 各デバイスの利用時間帯・地域

 詳細は当日のセッションで明らかにされるが、たとえば検索数の推移ではトータルの検索数を100とした場合の各デバイス内訳や、検索数が増加傾向にあるデバイスおよびその要因なども語られる予定だ。

 「従来の当社における集計結果では、検索ユーザーの性別・年代などのデモグラフィック属性は、デバイスごとに傾向がありました。今回は各デバイスの時系列の推移も追うことで、さらに踏み込んだ分析が可能になるでしょう。また、利用目的においては各デバイスでの検索キーワード傾向を見比べることで、各ユーザーがどういう心境でそのデバイスと接触しているのかを探れたら、と思っています。デバイスごとに検索ニーズは様々なはずなので、講演では各デバイスそれぞれの検索ユーザーニーズを浮き彫りにし、デバイスごとの検索ユーザーの“顔”を明らかにしていきたい、と考えています」(西谷氏)

施策選定時における選択材料の1つとなれば

 MarkeZine Day 2011 Springへの参加者はマーケティング関係者が多いと予想される。この講演が複雑な環境下でマーケティングに取り組む人へのヒントになればと、西谷氏は考えている。

 「広告活動は時代が変わろうとも普遍的な活動だと思います。インターネットを取り巻く環境がどう変わろうと、狙いやゴールをはっきりさせて、PDCA(Plan/Do/Check/Action)を回していくことが成果を最大化する基本だと考えています。

 また、万人に対して勝ちパターンが存在する時代ではなく、アプローチしたい層に合わせた最適な施策を投じていく時代です。その意味で、今回公表する当社のデータ集計・分析結果が、聴講者の方々が施策を選択する際の1つの材料になれば大変嬉しく思います」(西谷氏)

 オンライン上でのマーケティングを実施するならば、各デバイスの検索ボリュームの推移や、検索キーワードの特徴などを押さえておくことは必須。本セッションでは、デバイスごとのユーザー動向が語られるため、各デバイスごとの施策を検討する際の判断材料となる情報も得られることだろう。鮮度の高いデータに基づく西谷氏のセッションは残席わずか。ぜひ早目のお申し込みを。

参加申込ページ

 MarkeZine Day 2011 Springへのお申し込みはこちらからどうぞ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

高澤 里美(タカサワ サトミ)

外資系IT調査会社での調査・分析、半導体産業新聞記者などIT関連分野で幅広く十数年の経験を積んだ後、フリーライターとして始動。IT分野を中心に、各種執筆活動を継続中。最近では、各種記事・原稿執筆に加え、IT関連企業各社のプレスリリース、ニュースレター、広報誌なども手掛ける。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2011/07/11 20:37 https://markezine.jp/article/detail/13405