フラッシュマーケティングで家事代行サービスのWeb集客担当者の課題を解決
ここで、これまでにご説明した既存のWeb集客手法、フラッシュマーケティングの特徴を具体的にイメージしていただけるよう、ポンパレで人気の高いチケット「家事代行サービス」を例にとってお話しいたします。
STEP1:SEO・SEMを活用
もし読者の皆様が家事代行サービスのWeb集客担当者だったら何から手をつけるでしょうか。まず最初に取り掛かる策として、自社サイトのSEO対策をするかもしれません。もちろん優先度の高い打ち手ですが、時間がかかりますし、なかなか思うようにアクセス数も伸びていきません。
続いて、SEMに着手してみますが、アクセス数は横ばい、という結果になりそうです。というのも、「家事代行」というサービスは、一般的な認知が低く、ニーズが顕在化している顧客が限定されているため、「家事代行」関連の検索ボリュームが少ないのです。
そのため、SEO対策をしても、、リスティング広告を打っても、あまり集客効果が得られないという課題があるのです。
STEP2:バナー広告を活用
それでは認知度を高めるためにバナー広告を出すのはどうか、と考えます。確かに潤沢な予算さえあれば、大手のポータルサイトに大量にバナー広告を出稿することで、劇的に認知度は高まるはずです。しかし、広告に使える予算は限られています。小規模予算では出せる面も限定され、広告効果も期待しにくくなってきます。
STEP3:フラッシュマーケティングを活用
一般的には知られていない、でも一度使ってもらえたらわかるのに、といった商品をプロモーションする場合、期待できるのがフラッシュマーケティングです。
まず初めに、チケット共同購入サイトにチケットを掲載することで、「家事代行サービス」の存在をユーザーに知ってもらうことができます。そしてサービスの存在を知らなかったユーザーの何割かは「試してみたい」という気持ちに気づきます。
この時点で潜在的なニーズが顕在化されるというわけです。さらに、お試しで購入しやすい価格と、現在の購入枚数が見える安心感が、購入を後押しします。つまり、「認知」「ニーズの顕在化」「アクション」を短期間に生み出せるマーケティングツールだと言えます。これなら、「短期間にまとまった効果をとりたい」「費用対効果を高めたい」といった課題をもつ集客担当者も、活用のしがいがあるのではないでしょうか。
知らなかった、考えたこともなかった驚きの商品やサービスのチケット事例
家事代行サービス
元々港区の家政婦派遣の会社が行っているサービスで、2時間サービスでお掃除や洗濯・料理を代行してもらえるチケット[2,980円(57%OFF)]を販売したところ、45分で100枚が完売。一般に認知されているサービスではなく、広告をどこに出せばよいかが難しい商材ですが、ポンパレ掲載をきっかけに、産後の妻へのギフトとして夫がチケットを購入するというケースもありました。都内でのチケット掲載後、追加販売や、他のエリアでの販売を希望するカスタマーも少なくなかったため、アンケート企画として複数回実施するほどでした。
のぼり
お店や会社の宣伝向けにのぼりをフルオーダーできるチケット[6,700円(定価の50%OFF)]を販売したところ、100枚が売り切れました。元々お店や会社向けのサービスですが、大学生のサークル勧誘用や学園祭での使用といった潜在的なニーズにもマッチしました。
ビールかけ大会
スパ施設内で、プロ野球選手気分でビールかけ大会ができるチケット[15万円(定価の51%OFF)]を販売したことがあります。このスパ施設にビールかけを体験できるサービスがあることは、あまり知られていませんでした。50名が参加するビールかけ大会で15万円という高額なチケット設定にも関わらず、計3枚が完売しました。
この他にもポンパレでは、一般的に知られていない商品やサービスが数多く販売され、その多くが完売しています。フラッシュマーケティングは、その特徴を生かすことで、ポートフォリオの一角に十分加えることのできる、新しいWeb集客ツールだと言えるのではないでしょうか。