一般的に知られていない商品やサービスほどフラッシュマーケティングに向いている?
フラッシュマーケティングの強みの部分について、先ほどの表に準じてご説明していきます。
アクション数の多さ
フラッシュマーケティングの最大の強みは、「購買」というアクション数の多さです。ポンパレでは、商材によっては数百枚~数千枚のチケットが毎日のように購入されています。
ここまでアクションが起こるのにはフラッシュマーケティングならではの特徴が関係しています。その特徴とは、商材の数と購入時間が限定されているため、ユーザーが多数の商品の中から比較検討をするコストを省略できるという点です。
通常のインターネット検索を使った場合、クチコミなどの情報も参考にしながら、数ある商品やサービスを比較検討することになりますので、かなりの労力が必要になります。一方、チケット共同購入サイトでは、掲載されている商品・サービスが一日数件と限られているため、比較検討のストレスから解放されます。その商品が欲しいか欲しくないかだけですので、実際の購入に結びつきやすいのです。

潜在層へのアプローチ力
フラッシュマーケティングは潜在層へのアプローチに強い力を発揮しています。
後ほど事例もご紹介いたしますが、ポンパレでは、普段の生活の中では知ることのなかった、でもあるとうれしい商品がいくつも完売しています。ニーズは潜在的で、考えたこともなかったけれど、驚きの体験ができるといった商品です。
先にお伝えした通り、商材の数と購入時間が限定されており、ユーザーに対して短期間で集中的に訴求するため、一般的に知られていない商品やサービスの存在でも強い認知を獲得することが出来ます。
認知を獲得したあとも、大幅割引でお得な価格設定や、自分以外の人もぞくぞくと購入している安心感などによって、「試してみたい」というニーズを掘り起こせる仕組みになっているのです。
つまり、フラッシュマーケティングは、一般的にあまり知られていない商品やサービスの新たなWeb集客の手法として非常に効果的なツールだといえます。
集客効果測定
フラッシュマーケティングでは、チケット購入枚数がリアルタイムに把握できるため、1回の掲載でどれだけの集客効果があったかというのが手に取るようにわかります。
また、チケット成立条件として設定した枚数に購入数が達しなかった場合は、費用が発生しないので、集客数が少なかった場合のリスクヘッジが元々の仕組みの中に組み込まれていることになります。