MarkeZine(マーケジン)

記事種別

スマートフォン向けEメールマーケティング最新動向
― ユーザー傾向と実現可能なクリエイティブ

2011/09/05 11:00

 爆発的に販売台数が増えてきているスマートフォン。その普及に伴いスマートフォンでEメールが読まれる機会も増えています。これまでのようなパソコンや携帯電話だけでなく、今後はスマートフォン向けのEメール対応が求められるようになってきています。そこで、本連載では3回にわたり、スマートフォン向けのEメールマーケティングの潮流やクリエイティブ、その効果事例を紹介していきます。

スマートフォン向けEメールマーケティングを取り巻く環境

 スマートフォン市場の拡大により、スマートフォンユーザーの閲覧を考慮したウェブサイトが増えてきています。画像や横幅、文字サイズ、ページ構成をスマートフォンに適応させることで、読みやすく、クリックしやすいページをご覧になったこともあるかと思います。

 しかしその一方で、メールマガジンにおいてはスマートフォン向けの適応が進んでいないのが現状です。依然としてパソコンの大きい画面での閲読を想定したHTMLメールやテキストメール、もしくは携帯電話(いわゆるガラケー)での閲読を想定したデコメやテキストメールの配信が一般的です。

 パソコンを想定して作られたメールマガジンは、スマートフォンで表示すると文字や画像が小さくて読みにくく、読者にクリックしてもらう機会を逃す可能性があります。また、携帯電話向けのデコメでは、コンテンツの容量の都合上、表現が限定され、クリエイティブが貧弱になりがちです。そのため、今後は、Eメールのスマートフォン対応も重要なカギとなっていくだろうと考えています。

スマートフォンのシェアは急拡大

 既にさまざまなニュース記事でも取り上げられており、あえてここで述べる必要もないかもしれませんが、スマートフォンの所有率の伸張には目を見張るものがあります。先日、価格.comが発表した調査によると、2011年7月中旬の調査で保有率は4割を超えており、1月の調査から半年ほどで12.6ポイントも上昇しています(参考:価格.com 2011年夏 スマートフォン購入状況調査)。

スマートフォン所有率
(※グラフは「価格.com 2011年夏 スマートフォン購入状況調査」より転載)
スマートフォン所有率(※グラフは「価格.com 2011年夏 スマートフォン購入状況調査」より転載)

 また、株式会社MM総研が2011年7月に発表した資料によると、2015年度末にはスマートフォン契約数が過半数を超えると予測されています(参考:スマートフォン市場規模の推移・予測 11年7月:MM総研)。

出典:(株)MM総研[ 東京・港 ]

 これらのデータが示すように、Eメールをスマートフォンで閲読する人は、今後爆発的に増えていくことが予想されます。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク

All contents copyright © 2006-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5