SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

世界初!? “Viral(ウイルス)”看板広告を使った映画プロモーション

 海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「ブログタイムズBLOG」からの厳選記事を、週に1回お届けするこの連載。今週は、スティーブン・ソダーバーグ監督の最新作「Contagion」のプロモーションで登場した、不思議な看板広告を紹介します。毎週水曜日更新。

キャンペーン概要
  • 時期:2011年8月
  • 国名:カナダ
  • 企業名:Warner Bros. Pictures Canada
  • 業種:映画

一見、普通の看板が徐々に浸食されていき…

 北米で9月9日から公開されたスティーブン・ソダーバーグ監督制作のパンデミックサスペンス映画「Contagion」のアウトドアプロモーションです。

映画「Contagion」について

 マット・デイモンが主演となる今作は、「Contagion」(感染)というタイトルのとおり、世界各地において感染症が刻々と蔓延していく様子を、政府や医療機関、ジャーナリスト、一般市民など、さまざまな視点から描くという内容。

施策内容

 この映画のプロモーションとして、「Contagion」(感染・伝染)というテーマにマッチした特殊な看板広告が、トロント市内にある店舗の窓に設置しされました。この看板広告は、一見すると何も描かれていないように見えます。

 何も起こらないまま数日が経過。街行く人も不思議そうにこの看板広告を見ます。

 ところが、日が経つにつれて看板に塗られた特殊なバクテリア(ウイルス)が自然に増殖し、2種類の「Contagion」という文字が徐々に浮かび上がっていきます。

 歩行者は浮かび上がった文字を見て、仲間内で盛り上がったり、写真に撮ったりしたそうです。

 この試みは、さまざまな新聞やオンラインメディアでのパブリシティに繋がったそうです(掲載例:The Vancouver SunWashington PostHuffington Post)。

 バイラル・ムービー(“ウイルス”のように広がり拡散、増幅していく動画)と呼ばれる類のものは数多く目にしてきましたが、バイラル・ビルボード(看板)は初めて見ました。比喩ではなく『本物のウイルス』(バクテリア)を起用した点が驚きです。映画のテーマにマッチしていて、面白い試みだと思いました。

プロモーションの模様をまとめた動画はコチラ

 

 自然の力を利用した看板広告に関心のある方は、下記もご覧ください。

引用元サイト

先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:ブログタイムズBLOG

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2011/09/14 11:00 https://markezine.jp/article/detail/14386

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング