資生堂は今年度から3か年計画で、中国での新事業を展開する。まず、9月15日に専用サイトを開設して、中国の消費をリードする若い「80後」世代の自然派志向層を主なターゲットとして販売を行う。取扱商品はスキンケア14品目。価格帯は90元から230元。このサイトでは、問い合わせの受付やオンラインカウンセリングも行う。資生堂は、来年4月からWebマーケティングを本格的に展開し、実店舗との連携を図る。
また、グローバルブランド「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ」「ベアミネラル」の3ブランドを育成し、500億から1000億円規模のブランドを複数有するグローバルマルチブランドカンパニーを目指す。今年の12月には新たに「TSUBAKI」を中国へ導入する。このほか、ヘルスケア事業のコラーゲンドリンクの発売、デパート、化粧品専門店での販売強化や人材育成などにも注力する。
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