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MarkeZine Day 2025 Retail

リクルート・ポンパレチームが明かす!新★ネット集客・販促の舞台裏

急拡大期から、独自進化のフェーズへ
ユーザー・クライアント両面のリピート率向上が今後の課題

クライアントに聞く、ポンパレに掲載する理由

 実際に、ポンパレに掲載いただいたクライアントに、「なぜポンパレを利用いただいたのか」についてお話を伺ったので、ここでは3つのクライアントのお話をご紹介します。

 まずは、自家製ウニ料理を楽しめる、五反田のおしゃれなダイニングバー「ウニDining-2℃」様。新店をオープンされた際にポンパレにご掲載いただき、2,200枚超のチケットが購入されました。

「ポンパレへの掲載を検討したきっかけは、新店販促、新規集客を図る上で一気に認知度を高められるのではないかと感じたからです。当初、500枚売れればよいと思っていたところ、一気に2,000枚オーバーとなり、驚きの効果がありました。立地条件があまり良くないので苦戦していましたが、ポンパレへの掲載がきっかけで話題となり、その相乗効果で雑誌などの取材も入るようになりました。ポンパレのおかげで新規のお客様を誘引でき、本当に効果絶大だと実感しています」

 続いては、アロマテラピー、ヘッドスパや、ヨガ、サウナ等、あらゆるリラクゼーションを体験できるスパ「アムールスパさくらタワー」様。1度のポンパレへの掲載で、ほぼ毎回1,000枚のチケットを売り切るビッグディールの常連クライアントです。

 「不景気の中、より賢い消費スタイルが是とされる中で、ポンパレのビジネスモデルはとても魅力的です。結果的に、一回の掲載で1,000人を超える集客ができました。ポンパレの予想以上の集客力のおかげで、新規のお客様の間口が広がり、このたび新店を南青山にオープンすることになりました。どのお客様からも、“価格帯に満足している”“普段では味わえない贅沢ができた”と感謝され、リピーターも増えており、スタッフの励みにもなっています」

 最後は、日本や韓国において、化粧品、健康、美容雑貨、サプリなどを企画・OEM・販売している「Asia 生活ジャーナル」様。

 「あまり自社では動かなかった商品も、ポンパレに掲載すると予想以上の反響があります。在庫過多は私どもの心配どころ。でも、それもポンパレが見事、解消してくれました。一番すごかった売れ方は今まで全く売れなかったまな板が一瞬で完売した事。“まな板伝説”と今でも社内で語り草です(笑)。今までの販路は自社サイトや量販店のみでしたが、ポンパレは本当に“注目度の高いメディアだ”と改めて実感しました。ポンパレを通し、たくさんの人が当社を知る「きっかけ」になり、高い割合でポンパレから自社の会員に移行してくれています」

利益の創出とカスタマーリピートがポイント

 これらのクライアントからの声の他にも、ポンパレに掲載いただく理由をヒアリングすると、「リピートを見込んだ新規顧客獲得のため」という意見が多く見受けられます。逆に、ポンパレを使いたいと思わない理由としては「想定よりリピートにつながらなさそう」といった声が挙がります。

 先にあげた、取扱高の大きいディールほどリピートされやすいという点と合わせて考慮すると、「利益を創出することができて、ユーザーがリピートしてくれる」という点が、出稿に際してのポイントと言えるのでしょう。

ユーザー・クライアント両面からのリピートで持続的成長目指す

 ユーザーのリピートという点についても、少し触れておきます。

 クライアントに利用していただく理由を聞くとともに、同様にユーザーの皆さんにも「ポンパレの利用体験」を伺いました。すると、ポンパレがきっかけになって、「久しぶりに夫婦でデートに行った」「はじめて家族でボーリング大会を開けた」など、お得以外の要素がフックになって行動できたという意見がほとんどでした。つまり、ポンパレの価値とは、安売りだけではなく、「きっかけ」を創り、消費を活性化するサービスを提供しているという点にもあると言えるのではないでしょうか。

 最後になりますが、米国で流行したチケット共同購入というモデルでスタートしたポンパレは、日本独自の変化を遂げています。当初は、50%の割引、24時間限定、100人規模など、数多くの人で共同購入するというモデルでスタートしましたが、今は、72時間販売や、数名から成立するチケットも販売するなど、日本のユーザーに合わせた販売も多数試みています。

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この記事の著者

牛田 圭一(ウシダ ケイイチ)

ポンパレ ビジネスプロデューサー
食品メーカーより転職し、2007年リクルート入社。国内旅行カンパニーで伊豆エリア エリアプロデューサーやじゃらんの事業企画などを務めた後、現職。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2011/11/11 08:00 https://markezine.jp/article/detail/14633

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