商品・マーケティング本部 PRシニアマネージャー
大和 良枝さん
航空会社でキャビンアテンダントとして10年以上乗務した後、今までの職務経験を異なった業種で活かしたいと、2007年11月にクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンに転職。入社以来、広報・PRを担当。昨年よりソーシャルメディア活用に携わる。
商品・マーケティング本部 ディレクター
原 智彦さん
10年以上広告業界でエージェンシーの立場からブランドづくりに携わった後、当事者としてブランドづくりに専念したくなり、老舗ベーカリーチェーンに転職。販促企画や新ブランド立ち上げ、店長経験を経て、2011年6月にクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンにマーケティング担当として入社。8月からソーシャルメディア活用に携わる。
ソーシャルメディアでお客様の近い存在に
Q. 運用しているソーシャルメディアについて教えてください
大和: TwitterとFacebookを運用しています。
Facebookは昨年から運用を始めていますが、当初はTwitterと連携させていただけでした。Facebookを積極的に活用し始めたのは、今年の8月からです。TwitterもFacebookも、同じ話題をそれぞれのメディア特性に合わせて、語りかけるように心がけています。
原: ホームページを「公式カタログ」とすると、Twitterは「実況ライブ」。タイムリーにテンポ良くコミュニケーションをとっています。一方、Facebookは「かわら版」。テキストと写真を一緒に見せることができて、コメントや「いいね!」の数もパッと見えるところが良いですね。Facebookをソーシャルメディア活用のメインに据えながら、Twitterの受け皿としても使っています。いずれも、ホームページでは伝えられないような「プラスα」の情報を伝えるようにしています。
Q. ソーシャルメディア活用が始まった経緯や活用目的は?
大和: お客様の認知度調査を行ったところ、私たちのドーナツが「知っているけど近くに感じられていない、第一想起率が低い」ということが分かりました。それを解決するための対応策の一つとして、ソーシャルメディア活用を始めてみようと。
原: 私たちにはリアルな店舗がありますから、「お客様と近い存在になりたいし、なれる」と思っています。私自身、入社前はそれほどドーナツを食べていたわけではなかったのですが、ひたすらドーナツのことを考えているうちに、大好きになりました。お客様もドーナツとの接点が増えることで、ちょっとドーナツが気になる、なんていうことになってくれたら、うれしいです。そこからさらに、ちょっと一休みしたいとき、「お茶しない?」から「クリスピー行かない?」と言ってくれると、最高ですね。