SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

あの企業のソーシャルメディア担当者に聞きました!

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンのソーシャルメディア担当者に聞く、ファンの求めるコンテンツの作り方

ソーシャルメディアで、届かなかったはずの言葉が届くように

Q. ソーシャルメディアの効果はどのように見ていますか?

大和: やはりお客様の反応が気になるので、「いいね!」の数や「話題にしている人」の数は、気にして見ています。まだファンの方に喜んでもらえる投稿内容を考えることで精一杯なので、細かい効果測定についてはこれから勉強していきます。

Q. ソーシャルメディアの運用を始めて何か変化はありましたか?

大和: 私たちは管理部門のことを本社ではなく“サポートオフィス”と呼んでいます。主役はあくまでもお店なので。サポートオフィスにいると、お客様と直接お話しする機会はなかったのですが、私たちもソーシャルメディアというお店を持つことができ、お客様との距離を近くに感じられるようになりました。

原: まだ、何かが劇的に変わったということはありませんが、「お店に行きました!」「これ食べました!」「ここにお店を出して欲しい!」など、ソーシャルメディアを通じて、たくさんのお客様の“声”をいただけることが、とてもうれしいです。叱咤激励、どんなお言葉でも、本当に有り難い。今までは、なかなか私たちのところまで届かなかった言葉ですからね。こうした貴重な声は、なにより改善の原動力になります。

Q. 目標としているゴールはありますか?

原: 「クリスピーってなんかイイよね」と思っていただけるのが、ゴールです。日頃の感謝の気持ちを込めて、いつかFacebookの常連さんを集めた『できたてドーナツ食べ放題のオフ会』をしたいです。

インタビューを終えて

「世の中の丸いモノがすべてドーナツに見えたら良いのに」と熱く語るお2人は、ドーナツへの愛、お客様への愛でいっぱいでした。ファンの方に楽しんでもらえるコンテンツを探して、日夜考え続けているとのこと。その真剣さ、一生懸命さがファンの方にも伝わっているからこそ、高いエンゲージメント率を維持しているのだと思います。

ファンはそこにいるはずなのに、「投稿に対していまいち反応が良くない」とお悩みの方は、自分たちの魅力・長所・個性を再確認するためのブレストを行ってみると、気付いていなかった意外な突破口が見つかるかもしれませんね。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
あの企業のソーシャルメディア担当者に聞きました!連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2011/12/08 08:00 https://markezine.jp/article/detail/14751

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング