出展企業はad:techtokyoの2.5倍!
11月8日の午後、会場受付で入場パスを受け取り、ひとまずエキシビジョンホールに。なんと、出展企業はad:tech tokyoの2.5倍の277社!
さーっと一周し、見て回るだけでも半日くらいかかります。話を聞きたいブースは事前にチェックして絞っておかないと、回りきれない感じでした。
出展企業の詳細を見てみると、アドエクスチェンジ、アドネットワークなどのアドテクノロジーの中心的となる企業がもちろん多いのですが、アフィリエイトやメールマーケティング、SEMなどのパフォーマンス系サービスの企業も、とても多いことに気づきます。モバイルはこちらでも盛り上がっており、アドネットワーク、アプリ制作、位置情報、分析系など、多くの企業が出展していました。
東京開催と比較して特徴的なのはプランニングエージンシー、クリエイティブエージェンシーも出展していることと、そしてなんといってもデータマネジメントや分析系の企業が多いことです。
アメリカでは、すでに広告エコシステム内でデータマネジメントに基づいた売買が通常運用されています。まだ、エコシステムが回り始めたばかりの日本とは異なり、「効果的な運用フェイズ」に到達していることを実感させられます。
個人的に気になったのは、ダイヤモンドスポンサーにもなっていたyippyさん。サーチエンジンの選択肢の一つとしてこれからどれだけ伸びてくるか注目です。

日本からは、弊社ロックオンを始め、オムニバスさん、メディーバさん、アディンゴさんの4社が出展されていました。ロックオン代表岩田氏は、「実際に出展することで、これまで見ていただけ、話を聞いていただけ、とは大きく異なり、具体的な“手応え”と“壁”を感じた。そしてそれをどうすれば超えられそうなのかも見えた」と出展の感想を語っていました。

これをきっかけに、来年4月に開催が決まっているad:tech san franciscoでの日本企業出展が増えそうとの話もちらほら聞こえてきました。