ターゲット側からはどう見えるのか?
最初に行ったのは、先に抽出された7つの属性が、栄光ブランドのターゲット(=栄光ブランドを訴求したい人)に対して、どのような便益を提供するのかの考察です。栄光側で、肯定的、望ましいと考えて抽出した属性ですが、ターゲット側から見たときにはどのように映るのか? ターゲットにとって意味のあるものなか? と言ったことを考えるわけです。
このフェーズでは、7つの属性それぞれが、ターゲットにとって、どういう便益を提供できるのか、機能的、情緒的、自己表現的という3つの観点から分析しました。
ステップ1で抽出された栄光ブランドの属性のひとつに「多様性がある」というものがありますが、これを例にとって説明すると、以下のようになります。
プロジェクトでは、その他6つの属性についても、便益の階層分析を行いました。下記がその結果です。