ソーシャルメディアを積極的に活用している“あの”企業の担当者に会いに行くこの連載。第9回目はタワーレコードさんにお邪魔してきました。「NO MUSIC, NO LIFE.」というコーポレートメッセージで、多くの音楽ファンから厚い信頼を寄せられている同社。USTREAMを始め、様々なソーシャルメディアの各特性を活かす術について、詳しくお話を伺いました。
ソーシャルマーケティング推進プロジェクト 担当部長
宮崎 清志さん
タワーレコードのマーケティング会社である株式会社NMNLで営業企画業務を担当。その後タワーレコードに転籍し宣伝/マーケティング部を経て2011年3月にソーシャルマーケティング推進プロジェクトを立ち上げる。
ソーシャルマーケティング推進プロジェクト長澤 香奈さん
広告代理店勤務を経て2005年にタワーレコードに入社。セール/キャンペーンのサイト制作、NTTドコモのサービス、iチャネルの音楽ページの立ち上げやwebニュースの企画/編集などに携わり、2011年3月にソーシャルマーケティング推進プロジェクトに配属。
Twitter、Facebookはもちろん、8つのソーシャルメディアを活用
Q. タワーレコードで運用しているソーシャルメディアについて教えてください
宮崎:開始時期の古い順でいくと、ブログが2005年から、Twitter・mixi・YouTube・Flickrは2008年の夏、Tumblrは2010年の秋から、ロケタッチが2010年の冬、FacebookとUSTREAMは2011年4月から運用しています。
Twitterのアカウントは最新の音楽情報やライヴ・イベント情報を伝える「情報アカウント」が5つ、K-POPやアニメといったジャンル別にコアな情報を伝える「ジャンルアカウント」4つに加え、全国各地の店舗が入荷情報やイベント情報を伝える「店舗アカウント」が44個あります。どうしてもエリアによってTwitterユーザーの少ないところもあるので、まだ全店舗が導入できているわけではありません。
Q. そんなにたくさんのアカウントを管理されているんですか?
宮崎:私たちが直接管理しているのはK-POPのジャンルアカウントだけです。あとは店舗や部署ごとに担当者がいて、自己責任で運用してもらっています。
新たにアカウントを開設するときは申請してもらい、ガイドラインを渡します。「ネガティブな発言はしない」「競合の情報に触れない」「情報解禁日を守る」「著作権に注意する」など、最低限のルールは守ってもらいますが、店舗出身者が多いので、通常の接客モラルで対応してもらえれば、大きなトラブルにはならないと思っています。
Q. おふたりが所属されている「ソーシャルマーケティング推進プロジェクト」は、どのような部署なのでしょうか
宮崎:ソーシャルメディアが自社のマーケティングに活用できるかを試すために、2011年3月に作られました。ソーシャルメディアの運用に特化して、それ自体が業務指標になっているスタッフは、私と長澤に加え、もう1名います。
Q. おふたりはこれまでどのようなお仕事をされてきましたか?
宮崎:私は今の部署に異動する前は宣伝マーケティング部にいました。主な業務内容は、「NO MUSIC, NO LIFE.」のクリエイティブ制作や大きな店舗の周年キャンペーンの企画・実施、夏フェスなどでブース出展をしてブランディング活動を行うことです。その中でも主にWeb周りを担当していました。
長澤:私はメディア編集部にいました。タワーレコードのフリーマガジンやWebニュース、ドコモのiチャンネルやブログを運用する部署で、ずっとWebニュースを書いていました。当時から「@TOWER_MusicNews」と「@TOWER_KPop」のTwitter運用を担当していたので、その流れから今のプロジェクトに携わることになりました。
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野本 纏花(ノモト マドカ)
1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...
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