ファンの声と売上で決定するアワードは、韓国メディアでも反響が
Q. 「K-POP LOVERS!AWARDS 2011」についてお聞かせください
宮崎:タワーレコード全店の売上に加え、どのアルバムがいいか、どの曲がいいかを、タワーレコードのブログやFacebook、mixiページで投票を行って、ファンの声を募集しました。その結果から2011年を代表するアルバム、シングル、新人、アーティストの4部門を決定したイベントが「K-POP LOVERS!AWARDS 2011」です。結果はUSTREAMの番組で発表し、合計視聴者数約10,000人以上の大盛況となりました。

長澤:インターネットを使っての投票はどこでもやっていることですが、私たちのような小売りの会社が、お客さま(ファン)の声を聞いた上で、セールスの数字と合わせて順位を決めるというのは、本当の人気が反映されたチャートとして、K-POPファンはもちろんレコードメーカーやアーティストにも喜んでいただけたようです。いつの間にか韓国のメディアも含め、様々な大きいメディアで取り上げてもらえました。
BLOG | mixi | 合計 | ||
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アルバム部門 | 9,398 | 477 | 1,778 | 11,653 |
シングル部門 | 7,255 | 506 | 1,192 | 8,953 |
アーティスト部門 | 21,703 | 419 | 744 | 22,866 |
新人部門 | 10,923 | 135 | 284 | 11,342 |
合計 | 49,279 | 1,537 | 3,998 | 54,814 |
宮崎:K-POPのTwitterアカウントって、タワーレコード以外にもたくさんあるんですけど、テレビ局・ニュースサイト・出版社などのメディアアカウントを押さえて、タワーレコードのフォロワー数が一番多いんですよ。特にこの1年ですごく伸びていて、2010年は300~400人/週だったのが、2011年は600人~700人/週の伸び率となっています。もちろんTwitter自体のユーザー数の増加やK-POPブームの影響もあると思いますが、AWARDSやUSTREAMの番組など、いろんな角度からのアプローチがこの結果につながっていると思っています。