連絡先を取り込むことで、つながりやすくなるのだが…
連絡先のインポートと招待状の送付は、PC用のインターフェイスであれば、画面左側のメニューの「つながりを検索」欄にある「友達を招待」から実行できる。
Facebookのさまざまな機能やインターフェイスと同様に、この機能もまた頻繁に改修されているが、この記事を書いている時点でキャプチャしたのが次の画面だ。
Yahoo! JAPANをはじめとする各種のメール、SkypeやAIMといったメッセージなど、外部サービスの連絡先をFacebookに取り込む(インポートする)ことができる。さらに、キャリアがauならば、ケータイのメール履歴もインポートできる。
このように多様な外部サービスから連絡先を取り込ませようとしているのは、Facebookは友達がある程度の人数いてはじめて楽しくなるサービスだからだ。つまり単純に友達を増やしたいわけだが、Facebookは出会い系サイトではなくSNSなので、誰彼かまわずというわけにはいかない。そこで、実生活で既につながっているユーザーを探すために、既存サービスから連絡先をインポートさせているのだ。
こうやってインポートされた連絡先は、次の3つの方法で利用される。
1. これまでにメールをやりとりしたことのある友人・知人のなかから、Facebookをやっている人を見つける
2. Facebookをまだ始めてない友人に、勧誘メールや招待状を送る
3. 取り込んだメールアドレスをもとに「知り合いかも?」欄にユーザーを表示する
多くのユーザーが期待しているのは、1の機能だろう。ふつうにFacebookを利用する人にとってみれば、自分の知り合いでFacebookをやっている人をまとめて検索でき、友達リクエストも送信できる。友達も一気に増えるし、ニュースフィードもにぎやかになるから「いいね!」の押し甲斐も上がってくる。