マイクロアドは、大型ビジョン広告事業大手のパス・コミュニケーションズと共同で、渋谷・原宿・有楽町の大型ビジョンに、DSP「MicroAd BLADE(マイクロアドブレード)」からディスプレイ広告の試験配信を実施した。「MicroAd BLADE」とは、企業のディスプレイ広告における一連の作業を単一インターフェースから統合的に管理するサービス。
今回の試験配信では、各エリアや朝・昼・夜の時間ごとに、それぞれの消費者に合ったディスプレイ広告が表示されるように内容を変更して配信。通常は、パソコン・モバイル・スマートフォンなどの各デバイス上に配信しているディスプレイ広告を大型ビジョンに掲載することで、各デバイスに接触していない消費者へ訴求することが可能になる。
将来的にはマイクロアドとパス・コミュニケーションズは、提供する配信面の拡大をしていくほか、昨今急激に普及している、駅・自動販売機・公共機関などに設置されているデジタルサイネージへのディスプレイ広告の配信を視野に入れ、試験的な取り組みを継続して実施していく予定。
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