App Store SEOを行うための5ステップ
まずどこから始めたらいいの?という方のために、App Store SEOのための具体的なステップを聞いちゃいました。AppGroovesというアプリを例にご紹介します。
1. はじめに、自分のアプリにとって重要だと思うキーワードをすべて書き出す。
AppGroovesはアプリをおすすめするアプリなので、「おすすめ」「アプリ」「人気」「流行」をリストアップ。
2. これだけだと漏れがある可能性が高いので、次に、競合アプリが使っているキーワードをできるだけ網羅。AppGroovesの競合アプリのひとつは、例えばAppsfire Deals。Appsfire Dealsのアプリ名、説明文をよく見て、自分のアプリに使えるかもしれないキーワードを抜き出す。例えば、「無料」「節約」「値下げ」など。これをできるだけ多くの競合アプリに対して行い、「自分のアプリに使えるキーワード候補」をできるだけ増やす。
3. この時点で、すでに「自分のアプリに使えるキーワード候補」ができあがっているはず。このキーワード候補を使って、アプリ説明文、iTunesキーワード(カンマ区切りで最大100文字)、アプリ名を作成する。
a. 「アプリ説明文」は制限がないため、キーワード候補をすべて含めて、自然な文章になるように心がける。「iTunesキーワード」は、コンマ込みで100文字に制限されている。大事だと思う順に100字ギリギリまで埋める。この欄を十分に使い切らないのはもったいない。
b. 「iTunesキーワード」は非常に重要。ギリギリまで埋める。
c.「アプリ名」は、キーワード候補のうち最も重要な数語を入れるのがおすすめ。スパムと見なされないように要注意。詳細は後ほど紹介するスライドで。
4. アプリの新バージョンをAppleにサブミット。
5. 新バージョンがリリースされたら、SEO効果を確認し、再度1から繰り返す。
ASOのための便利ツール
スマートフォンアプリを提供しているのであれば、上記は最低限行いたいところ。もっと強化したい!という人は、ASO対策のための専用ツールを使うと良いかも。SearchMan、MobileDevHQ、AppCod.esなどなど。
SearchManは、100万キーワード×65万アプリの検索結果順位を毎日分析してくれて日本語にも対応してます。それぞれのサービスを比較して、ご自身のアプリのASOを実現するためにどれが最適なのかをご検討あれ。

ちなみに、ASOだけで1日に数百~数千のダウンロードが増えたという事例もあるんだそう。実際にダウンロード数を増やした開発者の成功例をまとめた資料もご覧くださいな。