自然言語処理エンジン「Semantic Finder」は、文章が持つ意味そのものを理解しようというセマンティック技術を応用し、ブレインパッドが独自で開発した自然言語処理エンジン。「形態素解析」「構文解析」に加え、文章の構造を把握するのに必要な「文脈解析」、文章の意図を理解するのに必要な「意味解析」の2つの技術をベースに、消費者やユーザーの声を迅速かつ精緻に解析することが可能となる。
利用形態は、ウェブ経由で利用する「ウェブAPI利用方式」(テキストの文字数に応じた従量課金制)と、エンジン自体を購入する「ライセンス利用方式」の2種類。
今後は、大量に収集したウェブ上のテキスト情報や業務文書、技術文書などを一目で内容が理解できる状態まで要約できるアプリケーションを近日中に提供するほか、統合レコメンデーションツール「Rtoaster」やリスティング出稿最適化ツール「L2Mixer」との連携も行う。
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