ファンになるきっかけは? 「いいね!」「コメント」「シェア」の重要性
具体的なソーシャルメディアマーケティングを見ていく前に、ソーシャルメディアでユーザーに受けやすい投稿のライティング・写真撮影のノウハウを見ていきましょう。
「Facebookページのファンになってからの態度変容・購入経験等についての調査」(メディアインタラクティブとガイアックスソーシャルメディアラボ調べ)によると、企業のFacebookページに「いいね!」をしてファンになったきっかけは、「Facebook広告を見た」が42.2%でトップ、次いで「メールマガジンで案内がきた」が31.2%でした。また、「企業HPでページを見て」も16.0%あります。Facebookページでは、新規顧客を獲得するならFacebook広告を、既存客を呼び込むなら企業HPやメルマガなどでの誘導が有効というわけです。
なお、企業HPでFacebookページを告知するには、ソーシャルプラグイン(http://developers.facebook.com/docs/plugins/)の「Like Box」を設置するのがお勧めです。これを設置することで、企業HPを見て興味を持ったユーザーが「いいね!」をクリックするだけでFacebookページのファンになることができるため、効率的です。
さらに注目すべきなのは、「友達の『いいね!』『コメント』『シェア』を見た」が26.2%もあり、第3位に入っていることです。共感を得たり、コメントしたくなったり、思わずシェアしたくなるような内容の投稿をすることの効果はかなり高いのです。
企業Facebookページの投稿がシェアされると、図のようにFacebookページ名も表示されます。投稿内容に興味を持った人が、企業Facebookページに興味を持つきっかけとなり得るわけです。
Facebookページでの「いいね!」「コメント」「シェア」、Twitterでの「リツイート」などの重要性がよく分かるのではないでしょうか。