ビデオリサーチインタラクティブの調査によると、15~69歳のPCインターネットユーザーでのスマートフォンの個人所有率は全体で34.7%。前回調査(2012年2月)時点にくらべ7.6ポイントの増加している。性別では、女性の所有率の伸びが大きく、男性38.1%に対して女性31.0%と、今回調査ではじめてその差が10ポイント以内に縮まっている。
前2回(2012年2月、2011年8月)の調査同様、男女とも20代を中心に浸透している点に変化はないが、男女20代の所有率が過半数に至っている点は注目される。また、女性では若年層ほど前回調査時点にくらべた増加ポイントが大きい傾向にある。
一方、スマートフォン以外の携帯電話/PHS(フィーチャーフォン)の個人所有率は、全体で59.8%となり、前回調査時点より8.6ポイントの減少。特に、スマートフォン所有率が過半数を示す男女20代、それと男性15~19歳でのフィーチャーフォン所有率は半数を割っている。
【調査概要】
本調査は、「SmartPhone Contents Report vol.03」の予備調査として行われた。
調査エリア:日本全国
調査対象者:15~69歳のPCインターネットユーザー 21,383サンプル
対象者構成:総務省「平成23年通信利用調査」より、最近1年間のインターネット利用経験者構成割合に準じる
調査方法:Web調査
調査時期:2012年8月31日(金)~9月4日(火)
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